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第2430話 回廊

ピースフル・リケ艦橋・・・


「時限爆弾、発射にゃ!」


リケ艦隊が、一斉に「時限爆弾」を撃つ。


命中と同時に、着弾点を「削り取って」しまう爆弾だ。


おしゃれなポイントは、帽子をかぶって、タバコをくわえたオッサンのロゴが入っているところだ。



「もう、ペンペン草も生えねえぜ・・・」


機械天使の一人が言った。


「いや・・・

そもそも、ここ・・・

宇宙戦艦の中にゃ。」


機動兵器テルナハル隊のパイロットの女性神官が言った。


確かに、草なんぞ生えない。


ぐごごごご・・・


現在進行中で、得体のしれない気体と化した「毒ガス」が、勢いよく穴を拡げていく・・・


「全艦・・・

神波動閃熱砲オーラエクストラキャノン・・・

発射にゃ!」


グゴゴオオオオオオオオオオオオオオンッ!


無数の攻撃が、穴をさらにぶち抜く。


「まるっきり、「回廊」ですね。」


テラが言う。


「いい表現にゃ。

虎ケツを叩んば、虎字を得ずっていうにゃ。」


「虎穴に入らずんば虎子を得ずです。」


ステラが訂正する。


「だいたい・・・

虎さんのケツを叩いてどーするし?」


アロームが、呆れ顔だ。



デミウルゴス艦艦橋・・・


「あ・・・

あと、五枚の隔壁を突破すれば・・・

すぐそこです!」


オペレーターが、悲痛な叫びをあげた。


「お・・・

おのれッ!

あのクソ猫!

文字通りに、「クサい」攻撃をしおってからに!」


デミウルゴス神は、手を振った。


「艦隊戦用意!」



時限爆弾のロゴ?

あのガンマンですよ。

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