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第2428話 「超」オナラ玉!

グゴゴオオオオオオオオオオオオオオンッ!


すさまじい爆音が、デミウルゴス艦を揺るがした!



ミリアリア艦橋・・・


「こ・・・

これは!?」


ナキが、興奮している!


「リケ神・・・

特大のオナラ玉を、敵の第三外殻装甲に放った模様にゃ!」


私は、額を抑えた。


「やりやがった・・・」


ユニィとイリアは、青い顔をしている・・・


「分析の結果・・・

全宇宙の「オナラ」を結集した「超」オナラ玉であることが判明!

なお・・・

あちしが放った「毒ガス」と化学反応を引き起こし・・・

激烈な連鎖反応を引き起こして、第五外殻装甲までを大絶賛「破壊」中にゃ!」


「うへッ・・・」


私は、渋い顔をした。


その時だった。


いきなり、デミウルゴス神の顔がモニター画面に、映る。


「貴様!

なんだ!

あの悪臭の魔法は!?

聞けば、あのクソ猫神は、貴様の弟子だと言うではないか!

あの術を教えたのは貴様であろう!?

責任をとれ!」


私の目は、ジト目になる。


「おっしゃることが、わかりかねます。

確かにあの術の基礎は、私が研究を止めた術でしてね・・・

ここのアホが見ていて、教えた「禁呪」です。」


「にゃッ!?

責任転嫁にゃ!?」


バキッ!


私は、ヒヒイロカネの「金属10年刻印」のバットで、ナキの頭を殴った。


バットは、無残な断面を晒して艦橋の床に転がった・・・


「事実だろ!」


気を取り直して続ける。


「大方彼女のアレンジでしょう。

フフ・・・

全宇宙のエネルギーが結集しています。

しこたま化学反応で、さしものあなた様の艦も内側へ内側へと削られていっておることでしょう。」


私は、ニヤリと笑った。


「猫」さながらに・・・


でたーッ!

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