第2417話 互角!?
「はあッ!」
ノワールの蹴りが、私の脇腹にきま・・・
ぐねッ・・・
らなかった!
「なんですかソレは!?
軟体にも程があるでしょう!?」
そう。
私は、身体をひねってかわしたのだ。
「ナキ・ミケランジェロ直伝・・・
「軟体ディフェンス」です。」
それを観ていたアルナスとジョルジュは・・・
「うーむ・・・
見てくれが悪いんだよなあ・・・」
「効果的なだけにね・・・」
黙っとれ!
犬にネズミッ!
「それにしても・・・
ミケランジェロは、奇想天外のアホでしたが・・・
子孫にまで遺伝するとは!」
「ふッ・・・
王家も似たようなものでしょう。」
私は回し蹴りを放つ。
「脚スタンラリアートッ!」
バキャッ!
ノワールの肋骨を砕いた!
肉さえもえぐったが・・・
即座に回復していく。
「それは、「回し蹴り」と言うのですよ!」
「脚で、「ウエスタンラリアート」をかますから、そう言います。」
たて続けに、次の攻撃を放つ!
空に飛び・・・
回転しながらかかと落としを放つ!
「縦円座斬り!」
脳天から砕かれるノワールだったが・・・
「回転かかと落としでしょうが!」
そこで、私は・・・
びっと悠久の図書館を向けて言う。
「そんなモンは、どうでもいいでしょう?
私とあなたは「敵」同士。
ましてや、宇宙の存亡をかけた戦いです。」
私は、印を結んで魔法を放つ!
「光輝閃熱針!」
「これはやっかいな!」
ノワールは、紙一重でかわし始めた。
ツッコミの嵐?




