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第2402話 強すぎる「ただの人間」VS「つくられた神の子」

「見るにゃ・・・

言わんこっちゃない・・・」


ナキは呆れ顔で言う。


「あんたは、祈る以外食っちゃ寝してたにゃ。

身体を一切鍛えず・・・

邪神とは言え、「神様」に頼りっきりだったにゃ。

そういえば・・・

陛下が、エホバ神の子であるイエス神の言葉で、こんなことを言ってたにゃ。」


ナキは、イスキリの目を見て言う。


「「神は、自らを助く者を助く。」

これは・・・

自分で「助かる努力をした者」を神様は救うという意味にゃ。」


「ほ・・・

ほざけ!

神を愚弄するクソ猫がッ!」


イスキリは、炎の火炎弾を連発してナキにぶつけようとするが・・・


「にゃあああああああああああッ!

奥義!

千本ノックッ!」


こともあろうに、バットの打球よろしく、火炎弾を「打ち返して」いくではないか。


しかも「ゴルディオンハンミャー」で。


しかも・・・


「ぐはあああああああああああああああああッ!」


ことごとくが、イスキリに命中する!


「ぐはあああああああああああああああああッ!

あ・・・

熱いッ!」


肉体の焼けた個所を、甘露アムリタの力で再生するが・・・


「な・・・

なにッ!?」


身体の「泥」化が進んでいくではないか!


「ど・・・

どういうことだ・・・!?」


「なんども言ったにゃ。

それが、あんたの言った「神のご加護」にゃ。

あちしに言わせれば「呪い」にゃ。」


そうしているうちに・・・


イスキリの身体は、全てが泥と化してしまう・・・


強すぎる「ただの人間」と、「つくられた神の子」の実力差は大きかった・・・




ナキ:神様は・・・

助ける相手を選ぶにゃ。

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