第2392話 大地母神の奥義!
偽の楽園・・・
「ついに、邪神の中でも最も邪悪な邪神タルタロスを出しましたか・・・」
禁断の果実を食しながら、ノワールはスクリーンを展開して観ていた。
「まさかと思いましたが・・・
大地母神ガイア様が、出張って来られたとは・・・」
ノワールはニヤリと笑う。
「猫」さながらに・・・
ガイア神は、押していた。
だが、想定以上のタフさの邪神タルタロス。
しかし、相手がガイア神であることもあり・・・
スタミナが削られていく。
「おや?」
コンソールを観ていたナキが気づく。
「邪神タルタロスの「存在値」が急速に減少!
甘露の副作用で、弱ってるにゃ!」
「つまりは・・・
遺伝情報をすり減らしているということですね。」
私の言葉に、ナキがうなづく。
「ようやく弱ってきましたね。」
ガイア神は、合掌する。
そのまま、左手を下にずらしていく・・・
神波動の光が伸びていき・・・
そこから、神波動閃熱砲のような光がほとばしった!
「光子嵐!」
ミリアリア艦橋・・・
「こ・・・
これは・・・
神族の要塞空母艦の神波動閃熱砲以上の神波動値にゃ!」
ナキが叫んだ。
「どおりで、「真の姿」で来られないわけだわ・・・」
そんなことをすれば、大変なことになる。
ナキ:すげえにゃ・・・




