第2377話 大艦巨砲戦法!
「神波動閃熱砲・悠久の図書館発射ッ!」
ガガガッ!
「にゃッ!?」
さすがのナキも仰天する。
「神波動連発閃熱砲じゃないにゃ!
普通の神波動閃熱砲にゃッ!」
そう・・・
私は、そのトリガーを「連打」しているのだ!
しかも、威力が落ちていない。
すなわち・・・
「チャージから、発射までのタイミングが「瞬時」ですね。
底なしの神波動ですね。」
戦艦ミリアリア艦橋を守る機動兵器部隊の隊長が言う。
「でもお・・・
どーすんですかあ?」
若い部下が聞く。
「決まってるだろう。」
隊長機は、神波動銃を構えた。
「撃って撃って撃ちまくれ!
弾と根性が尽きるまでな!」
やれやれ・・・と、部下は構える。
「私・・・
女なんですけど・・・」
しかし、異論がないので従う。
カリオストロ艦艦橋・・・
「一斉砲撃と、連発攻撃だと!?
これでは・・・
「大艦巨砲主義」ならぬ「大艦巨砲戦法」だ!」
大小の火線に、次々と撃沈される艦と偽の竜。
「これが・・・
あの女王の・・・
うおッ!」
ドガアアアアアアアアアアアアンッ!
いつの間にか、間近に迫った戦艦ミリアリアが、近場の戦艦を「殴って」沈めた。
ガガガッ!
さらに、その残骸を、機動兵器部隊が破壊する!
ミリアリア艦橋・・・
「おお!
圧倒的にゃ!
ウチの陛下は!」
自分のことのように、ナキが狂喜していた。
アテナ:すごい戦いですね・・・




