第2365話 薔薇聖騎士団
「神波動閃熱砲・ジョルジュバーストエンド発射ッ!」
「神波動閃熱砲・魔術師の炎発射ッ!」
二隻分の神波動閃熱砲が、両艦隊の一斉攻撃の後に、要塞空母艦ウロボロスに突き刺さるが・・・
「意味なし・・・
だね・・・」
「困ったな・・・」
ジョルジュとヤンが、顔を突き合わせた。
「「そうだ!」」
異口同音に、二人が言う。
「「精鋭部隊を出そう!」」
シンクロしている。
ジョルジュ艦艦橋
「機動兵器部隊出撃!」
ジョルジュが命じると・・・
ユリシーズ艦橋・・・
「薔薇聖騎士団出撃!」
小型化がなされたというのに、ごつくて純白の機体が、わらわらと・・・
迎え撃ってくる、ウロボロス艦隊だが・・・
ジョルジュの隊が、敵を堅実に撃破していくのに対して、薔薇聖騎士団は、神波動を思いっきり付与したアックスや、ハンマーで「砕いて」いく。
ジョルジュの隊が、ドン引きしながら戦っているのが見て取れる。
「どりゃああああああああああああッ!」
薔薇聖騎士団隊長の「シェルコップ」の機体が、ウロボロス艦隊の機体を粉々に砕いた!
ジョルジュ艦艦橋・・・
「う・・・
うーむ・・・
イノセンスを思い出すな・・・」
と、ジョルジュ。
「え・・・
ええ。」
暑苦しい。
ただ・・・
「効果はあるね。
いくら甘露があっても、「再生」できなおだろ。」
そりゃあ・・・
再生速度を上回る攻撃をされては・・・
薔薇聖騎士団・・・
元ネタは、わかった人はいると思います。




