第2349話 神々の熱き戦い!
「どりゃあああああああああああッ!」
べきべきべき・・・
偽の竜二機を両手で持ち、握りしめるカリスト機。
「ハンギングベアーッ!」
「「ぎゃああああああああああああッ!!!」」
邪神たちは、甘露の作用もへったくれもなく、砕かれる!
「どりゃああああああああああああッ!」
ヘラクレス専用機が、巨大な棍棒で、偽の竜をぶっ叩く!
「さ・・・
再生できんッ!
ぐわあああああああああああッ!」
爆発四散する偽の竜。
「ちッ!
このヘラクレスの一撃で、一瞬で砕けぬとは!」
その時だった。
突然、神族艦隊を巨大な「盾」が守った!
邪神艦隊の総攻撃を、見事に防ぎ切った。
オリンピアード艦橋・・・
「無理をするでないぞ、アテナよ。」
膝をつきかけたアテナ神に、ゼウス神が声をかける。
「な・・・
なんの・・・
これしき・・・」
そのときだった。
宇宙連合艦隊が、ワープアウトしたのは・・・
すぐさま、人型に変形して、人型邪神艦を「股間から」斬り上げる艦もある。
「あ・・・
あれは・・・
うわさの「リケ艦」かのう・・・
あやつに手を出さんで、よかったわい・・・」
なぜか股間をおさえるゼウス神。
さらに、全艦の一斉神波動閃熱砲により、邪神艦隊は確実に数を減らす。
中には、突入して、内側から敵艦を「破壊」する艦もある。
これより・・・
本当の戦いが始まろうとしていた!
ゼウス:リケ神に手を出さなくて、よかったわい・・・




