第236話 要塞空母艦
邪馬台国機が、ミュウの旗艦を沈め、旗艦キティルハルムが放った神波動閃熱砲・悠久の図書館と邪馬台国旗艦・アメノハシダテが放った神波動閃熱砲が、残存のミュウ艦隊を一掃する。
私は、イリアや四銃士を伴い、横恋慕の大魔王エル・クラインの艦隊へ向かう。
そのときだ。
巨大なルーンナイトのような機体に阻まれたのは・・・
「行かせない!
この淫乱女王が!」
カチンときた。
「せめて、「絶倫女王」呼びなさい!」
「食らえ!」
ミュウの機体から、無数に神波動ビームがほとばしった。
「ええいッ!」
私の機体・ライブリアから、神波動狙撃翼が分離して特定の位置につく。
「翼の障壁!」
なんてこともない。
点と線を結ぶことで、結界を張るのだ。
神波動の障壁が出現した。
「私の相手は、嫉妬の大魔王エル・クラインです。
あなたでは、ありません。」
その時だ・・・
後方から、巨大な艦が現れたのは・・・
私たちは、それを尻目に先へ急ぐ。
勇者アルテは、後方から総旗艦の先触れとして現れた、三体の重魔装騎士、兎型の魔装騎士にぶちキレていた。
「もしかして、エテ機関長の部隊?
あの脚の部分・・・
フット猿の応用・・・
あの兎は、「アルミホイル」っていってたっけ・・・
主任設計は・・・
あんのクソババア・・・
今度は、なにをつくりやがったーッ!」
アルナス卿は・・・




