表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2415/3270

第2339話 神をも恐れぬマッドサイエンティスト

「ぺ・・・

ペテンだッ!

リシテアール連邦は・・・

ミリアム女王は、技術を隠匿しようとされているッ!」


爬虫類系種族の王ウロコダイルが、叫んだ。


「ほほお・・・

それは・・・

このキティルハルム科学長官ファクトリア・ミケランジェロにパチンコでケンカを売っていると解釈してよろしいにゃ?」


ファクトリアは、目を細めた。


「猫」さながらに。


「それ・・・

「ガチンコ」なんだが・・・」


アルナスのツッコミが虚しい。


「ウロコダイル王の国の技術者は、神話の時代の地球並みと聞くにゃ・・・」


「こ・・・

この・・・」


キレかかるウロコダイル。


しかし・・・


その寸前に・・・


「お察しの通り「クソ」猫にゃ。」


ストロンメタル製の「黄金のウンコフィギュア」を見せる。


「ぐおッ!」


「ところで・・・

このフィギュア・・・

ウロコダイル王の国の技術者は、作れるにゃ?」


ファクトリアは、ウロコダイル王の手元に、「ストロンメタル」精製法を転送する。


「な・・・

なんだ、この高度な合金技術は!?」


「高度でもなんでもないにゃ。」


「きさまッ!

聞くところによると、貴様の屋敷は年中暗雲と雷光でおおわれておるとか言うのは、本当かッ!?」


「本当にゃ。

恐らく、科学では解明できないし、神々の呪いと言うヤツもいるにゃ。」


関係のない話に進む、ウロコダイル王とファクトリア。


「残念ながら、このストロンメタルがないと・・・

少なくとも、例の機体はつくれないにゃ。」


何とか立て直す。


「申しわけありません。

ウチのファクトリアは、こんなヤツでして・・・」


とりあえず、私は言っておく。


「ふッ・・・

神々、人間双方から・・・

「神をも恐れぬマッドサイエンティスト」と称されているにゃ。」


おや?


珍しく真顔だ。


「アホだのなんだのと言われているけど・・・

必要とあらば、「神をも恐れぬマッドサイエンティスト」といくら呼ばれてもかまわんにゃ!」








ファクトリア:神をも恐れぬマッドサイエンティストとは、あちしのことにゃ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ