表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2411/3270

第2335話 聖大魔王ジョルジュVS航海王ライル二世

「ぐ・・・

があああああああああああッ!」


悶絶するライル二世。


急速に、偽の竜(イミテーションナーガ)・ライルと自身の身体を再生していく。


「ふ・・・

ふざけやがって!

私が・・・

どんな思いで・・・」


「それは、僕のセリフさ。

むしろ、僕は「言われる」側だったけどね。」


両者の神波動オーラが高まり・・・


「「二段戦闘化ダブルアップ!」」


ライル二世は、両肩にイルカを乗せた感じの鎧を・・・


ジョルジュは、左肩にネズミの頭を乗せた感じの鎧をまとっていた。


電波波動熱線マイクロレーザー!」


ライル二世が放った攻撃魔法・・・


だが・・・


「星間物質から、金属粒子を分離・・・

さあ・・・

いけ!」


ジョルジュは、星間物質から金属粒子を取り出し・・・


金属防護膜メタルスクリーン!」


自分の周囲を、その膜で覆った。


「なッ!?」


ことごとく、ライル二世の魔法をはじき返す。


「なぜ、防御できた!?」


「簡単さ。」


ジョルジュは、ニヤリと笑う。


「猫」さなが・・・・


いや、「ネズミ」っぽく。


「いやあ・・・

びっくりしたよ。

キティルハルムってさ・・・

すでに、ライテス卿の頃には「電子レンジ」が実用化していたんだよね。

電子レンジに必要なモノは・・・

マイクロ波さ。」


マイクロ波。


それは、周囲の「水分子」の活動を極限にまで高め・・・


物体を熱してしまう波動だ。


電子レンジとは、「金属の箱」の内部で、それを乱反射させ、食品を加熱する。


しかし、この魔法のように「兵器」にも転用できてしまう怖ろしい技術だ。


「それで、この術の内容を見抜き、「科学導師」の技で防御してみせたわけか。

では・・・

いかに、毒の効かない貴様にも・・・

これはどうだ?」


ライル二世は、周囲の粒子を急速に崩壊させ始めた。


「ま・・・

まさか・・・

核分裂!?」


ジョルジュの表情は、青褪めた。


「いつも言っているそうじゃないか。

「僕を毒で殺したかったら、放射能をもってこい」と。

これは・・・

まぎれもなく「核分裂反応」。

聖魔核融合エルゲイストボムズ」のような、破壊以外周囲に影響のない術とは違う!」


したり顔のライル二世。


「お望みの「放射能」だぞ・・・」


ジョルジュ:放射能キターッ!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ