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クリスマス特別短編 一人きりのクリスマスイブ

「はあ・・・」


私は、クリスマスイルミネーションの下を歩いていた。


「まったく・・・

神様の化身の誕生日なのに、何を浮かれてるのかしら・・・」


私は社畜。


んなもん、どーでもいい。


「雪・・・」


ホワイトクリスマスか・・・


「明日は路面が凍結してアイスバーンってね。」


滑って転んでと、そんな現実的なことしか思い当たらない。


私はいつの間にか、すさんでいたのか・・・



どんッ!


気付いたら、私の背中に衝撃が・・・


と、言うか背中の一箇所が熱い・・・


そのまま、私は倒れる・・・


「や・・・やったぞ・・・

ずっとオレを見てくれなかった恨みだ・・・」


し・・・知らないよ・・・


あんたなんか・・・


そのまま、「何者」かは去っていった。


雪が私の身体の上に降り積もる・・・


ああ・・・



命日がクリスマス・イブなんて・・・




意識が途切れる・・・




「はッ・・・」


私は、目を覚ます・・・


私は「ミリアム」・・・


キティルハルムの女王・・・


無意識におなかを撫でる・・・


「この子に万が一のことがあったらね・・・」


ついてない・・・


前世の「死に際」をこんなところで思い出すなんて・・・



ミリアムの前世の話をちょこっと。

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