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第174話 老師の訪問

「そこッ!」


私は、壁にクナイを投げつけた。


それは、一人の老人に止められていた。


「ほほほ・・・

身重でもさすがは、「猫の女王」か。

ワシは天空の大魔王ハイペリオン。

仲間うちでは、「老師」と呼ばれておる。」


「・・・!

太陽光発電の権威・・・「老師ハイペリオン」!」


私は、身構えたが・・・


「さすがは女王・・・

品のよい調度品よの。

さて・・・

ワシは、「ネズミ」・・・

鼠の大魔王・実験用マウス一号の使いできた。」


客かい・・・


脅かすな・・・


私は、紅茶とナンモナイトのクッキーを出した。


「ほほう・・・」


「客にこれくらいしても、バチはあたらんでしょ?

用はなんですか老師?」


「ほほほ・・・

ちょいと頼みを聞いて欲しいのじゃが・・・

なに・・・

そなたに苦労を少しだけかけるが、悪い話ではない。」


なんだろうか・・・


「復活しかかっている、超魔王・・・

ハルカ博士がネズミの奴にとんでもない命令をしおった・・・

そなたらと共存する気なら、超魔王軍を離脱してそなたらと共に戦えとな・・・

このことは、ファルスと二号の奴しか知らん。」


「嫉妬の大魔王ミュウは?」


「あ奴はだめじゃ。完全に狂っておる。

エクシィルにしてもじゃ。」


「このことは、攻撃準備が整ったら、国連に極秘に報告します。」


「そうしてくれるとありがたい。」


それにしても・・・


と、ハイペリオンが窓を見上げた。


「ライテスの奴め・・・

とうとう、ワシの衛星の技術を使わずして、発電衛星を完成させおった・・・

あ奴は本物の科学導師よ!

兵器を別のモノに転用はしても、別のモノを兵器に転用するまねは、決してせんかった。」


「老師」・・・なんか、いい人になっています・・・

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