第150話 評議会
「どういうことですか!?
陛下にさえ知らせず、極秘とは!」
宰相ティナ・エラルが、怒鳴った。
「ま・・・まあ、陛下はご懐妊中だにゃ・・・少し抑えて・・・」
アリシアが、なだめた。
すると、オブザーバーとして参加していたリケちゃんが、挙手。
「あちしが、「人間」だったころに比べると、評議会も質が落ちたにゃ。」
ところとごろで、「うっ!」という声が聞こえる。
「「ライテス兵法書」に曰く・・・
「敵を欺くにはまず味方から。」基本にゃ。」
こともなげに言う。
「いつから、外国人の肩を持つようになったんですか!
あなた様は!」
「凄い剣幕にゃ。いいこと言う奴に国内外はないにゃ。」
噛みつくティナに、リケちゃんが、さらりと言う。
「じゃあ・・・
「神帝アールヴ」とノワール陛下・・・
どっちが、明らかに「格上」かにゃ?」
「き・・・決まっているではありませんか!」
「どーでもいいの・・・」
ユニィが、発言する。
「もしこれが、コンセプトだけの段階だったら、敵に漏洩する危険があったの。
まあ、ちょこちょこ現れる大魔王だって、遊びにくるだけだけど、それでも「何かの拍子に」ってこともありうるの。」
「そうね。」
娘に見せ場をとられた・・・
「決を採ります。
国連防衛宇宙軍に「積極的参加」・・・
賛成の方は、起立を。
反対の方は、そのままでお願いします。」
全評議員、起立だった。
「採択とします!
これより、キティルハルム宇宙軍は超魔王に対し、軍事行動に対する迎撃ならびに準備が整い次第攻撃といたします!」
評議会は、賛成多数で可決されます。




