第148話 蛸ライス!?
創作料理アリア・・・
ここで、また妙な料理が・・・
私は、テーブルの上の料理を見た。
タコ・・・
その「頭」を割られて、炒めたご飯が入っている・・・
「まさかコレ・・・「タコライス」!?」
「よくわかったにゃ!
いかにも!
蛸ライスにゃ!
蛸酢で炒めたご飯を、茹でたタコに盛ったにゃ!」
アリアは、胸を張る。
「また、変な料理を・・・」
ちっちっち・・・
アリアは指を振る。
「褒め言葉にゃ。
女王陛下に言われたとなると、光栄だにゃ!」
あ・・・あぶねえッ!
「褒めてねえよ!」
突っ込む。
かつて、地球の映画で観た「おサルの脳ミソ」のようだ・・・
いつもながら、ミケランジェロ一族の脳ミソの中身はどうなっているんだ!
とりあえず、食べてみる。
「うまい!」
酸味と、香辛料が効いている。
「蛸酢だけじゃなく、香辛料や「アゴ出汁」も使ったにゃ。」
ただ・・・
この女の欠点は、「普通の料理じゃない」ほうが美味いことだ。
「今度、人食い熊を狩るにゃ。」
こう言っているが、人猫のてだれにとって、熊など恐るるに足らない。
初代騎士団長のアルムなどは、先制で熊の股間に気効弾で穴を開けて仕留めたという・・・
なお、「春闘」に使用される「黄金の熊の首」が、それである。
中国人は、ゲテモノ食いと称されたが・・・
キティルハルムの民は、それを上回る・・・
そういっている私が、キングコブラなんぞ食っているのだから・・・
ミリアム:たこすさんに、敬意衣を払います!




