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第139話 ドッグファイト!?

トラルティールの闘技場・・・


ここで、人狼ワーウルフ系や人犬ワードック系の少年たちばかりが、格闘大会に出場していた。


「なんなの?」


「陛下が、ファミアの彼氏がいないのは不憫だとおっしゃって、開催されたのさ。」


ユニィの問いに、アラナスが答えた。


「でさ、あの中に、「第二王子」がおられるんよ。」


アルテが、示す一角・・・

そこに、気品のあるレトリバー系の人犬ワードックの少年が・・・


「彼は、第二王子パーシス様。

騎士学校第三席の魔装騎士ルーンナイト第二大隊長の椅子をファミアと争っている。」


「は?」


「で、大変な勉強家で、ライテス一族には及ばないとされるものの、魔導師と錬金術師の資格も取っている。」


「かわいい顔してすごいの・・・」


「ただ・・・」


「ただ?」


アルムスとヴィブリオがアラナスを見る。


「いきなりキスをしようとして、ファミアにフクロにされた。」


「「「・・・」」」


「この大会の優勝商品は・・・

ファミアとの「交際申し込み権」。」


つまりは・・・


「それって・・・」


リケが、げんなりとした。


「そう・・・

言わば、ファミアの「彼氏選抜格闘大会」って訳だ。

どっちかってえと、陛下はファミアの婿養子にパーシス様をさせたがっているようだが。」


「これがホントの「ドッグファイト」にゃ・・・」


リケが言う・・・


「ファミアの好みは・・・

人狼ワーウルフ系、人犬ワードック系だから・・・」

だから・・・

「ドックファイト」なのです。

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