表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/3270

第136話 右往左往

王立学校の長期休暇を利用して、ユニィたちは、トラルティールに出掛けた。


「あ・・・お屋敷のトラップに人獅子ワーライオンが引っ掛かってるの・・・」


「ぎゃーっ!!」


トラップに引っ掛かっている人獅子ワーライオン女性は、飛んでくる銃弾をかわしまくっている。


「な・・・なに考えてるのよ!この屋敷の主は!」


「多分・・・

変なこと考えてるにゃ・・・」


リケが言う。


門の方に歩く。


「うおーっ!」


右門柱の上に、獣の像があり、叫ぶ。


「さおーっ!」


左門柱の上に、対になった像があり、これも叫ぶ。


「「「・・・」」」


「おお!期待通りの反応です。」


門の奥から、レーザーライフルを持ったレッサーパンダが現れた。


「レ・・・レッサーパンダ・・・?」


「私は、当ライテス邸の警備隊長を務めております、レル五世です。

あちらの門柱の像は、次期当主アルナス様がお作りになられた、「右往左往像」でございます。」


「「「・・・・」」」


「やっぱ、変にゃ・・・」


リケが呟く。


「もしかすると・・・初代ライテスが作ったっていう「銀魚」っているの?」


ユニィが尋ねる。


「おりますとも。

五十匹ほど。

正確には、子孫ですが。」


「いるのか・・・」


アルムスが、脱力した。


「ちなみに、私どもは古来「レーザーパンダ」と呼ばれております。」


なんだそりゃ・・・

「アラナス様や勇者様方が、お待ちしております。」

レーザーパンダ

トラルティール王都・トラルティアのライテス邸の警備をしているレッサーパンダ。

手先が器用で、「レーザーライフル」を使用し、異様に練度と知能が高い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ