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恋愛フラグ?

 逃げ出した私でしたが角を曲がった瞬間

 ゴチン

 頭と頭がぶつかりいい音がしました。

 私は一瞬目の前が真白になりました。


 「……いたい」


 「いってーな、ちゃんと前をみろよ」


 「あなたこそちゃんと前をみなさいよ!」


 私も悪いかもしれないけどそっちも悪いんじゃない!

 私は涙目で相手を睨む、

 

 「……そうだな、すまない。急いでいたので」


 あら謝ってくれました。

 じゃあ私も


 「いいえ、こちらこそごめんなさい」


 「ふふふ」


 「あはは」


 私たちはお互いにあやまり何故か笑い合う。


 「怪我はないか?」


 「はい、そちらも大丈夫です?」


 「俺の方は大丈夫だ」


 そしてなぜか目と目があい向こうは少し顔が赤くっている。

 あれ、私もなんだか顔が暑いなぜ?


 「あ、すまない時間がもうないので」


 「ええ」


 男の子は最後に手を振り駆け出していきました。

 なかなかさわやかな笑顔を見せていただきました。

 眼福眼福。

 駆け出した男の子を見ていると竹刀を持った鬼(祖父)が走ってきています。

 やばい。見つかりました。

 でもまだ距離はあります。

 私は回れ右をして全速力で駆け出しました。


 あれ?先ほどの出会い頭でぶつかるなんて漫画みたいな出会いじゃない。

 それに結構かっこよかったし。

 もしかして始まるの!

 私のラブストーリーが……

 

 そんなわけないか。

 現実を見よう。

 なにせ今は鬼から逃げないと。

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