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伊集院さんはやはり

 「一条さんも、もしかして?」

 

 「ええ、今日発売の「南斗十字星の拳」を買いに」


 先日の南斗の拳トークをした時に目の前の盟友から教えてもらった続編が始まったことを知り本日が1巻の発売日と知った私は今ここにいるわけでして。


 「ですわね、私3冊も買いましたわ」


 ……なぜ3冊も買うのでしょう?

 私が首をかしげていると


 「あら、普通3冊買うものじゃないの?読む用に、観賞用に、布教用で」


 え……なんですかそれ?

 初めて聞きますが?

 読む用はわかりますけど、観賞用?布教用?


 「一条さんは1冊しか買いませんの?」


 「そうですが……」


 「おかしいですわね。私のチャット仲間とかネットゲーム友達などは最低でも3冊かうと言っていますが」


 ……伊集院さんネットゲームするんだ。

 しかしそのお友達達はいわゆる、オタクと呼ばれる方々なのでわ?

 

 「でわ、もっとお話したいのですが、このあと用事があるのでここで失礼いたしますわね。またお話しましょうね」


 そう言って立ち去る伊集院さんは綺麗でした。

 何人かの男性が伊集院さんとすれ違うたびに振り向いている。

 モテるんだな〜伊集院さん。


 さて私も買って帰りますか。

 売り場に向かった私はそこで絶望を味わいました。


 今日発売の「南斗十字星の拳」は売り切れました。次回入荷は未定です。

 のPOPが置いていました。

 伊集院さん〜1冊私に!!

 

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読んでいただきありがとうございます

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