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INFINITE Monsters Online~猫狂い少女による無自覚無双~  作者: 如月 隣夜
第二章 第一回公式イベント 五カ国親善試合
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第十七話

周囲を警戒しながらアカネさんたちの元へ向かう。

とりあえず他は大丈夫そう。


「やっほ。アカネさん、サクヤちゃん、支援はいかが?今なら大安売りしてるよ。」


「あふーん!ハルカママ!お願いしますー!助けてぇー…」


誰がママじゃい!ってそんなふざけてる場合じゃないか。

…アカネさん少し余裕有りそうだし、まずはサクヤちゃんの方かな。


「ハルカお姉様!ぜひお願いします!私達じゃ刃が立たなくて…」


「りょーかい!闇を誘う風。暗雲招来。サクヤちゃんいけそう?」


「おっけーです!月光結界・地閃、鳳仙花、燕灼(えんじゃく)!」


サクヤちゃんの連続技にアーハーの足元がグラつく。


チャンス!!


「グッ…流石に3対1はマズイ…兄さん、支援を…居ない?」


アーハーが周りを見回すも仲間の姿はない。

仲間もチャンスと悟ったか一斉に攻めかかる。


「もう6対1ですわよ?足元がお留守ですわ!《破壊衝動》うがぁぁぁああッ!!」


「ボクも忘れないで欲しいね。《幸運操作》からの〈魔法箱(マジックボックス)〉…お、当たりだね。」


対戦していた相手を倒したのか全員がアーハーに攻めかかる。

セレーネさんがユニークを発動し、スキルを乱打している。私の名付けた無情の断罪斧も使ってる。


その背後からもっセルさんがビックリ箱をスキルで出した。


中から小さなピエロが飛び出し、ケタケタと笑いながら爆弾を無数に投擲していく。

アーハーに迫り、避けきれずにマトモに食らっている。


「クソッ!!何が最優だ…僕はまるで井の中の蛙じゃないか…!こんなんじゃ憧れのあの人に近付くことも出来ない…!!せめて一人だけ…でも…うおぉぉお!!《勇気乃魂旗印(ブレイブソウル)》!聖痕剣・セイクリッドソード!インフィニティオーラ!!」


何?

突然金色に光り出したアーハー。


光の奔流が暴れ出してもっセルさんとサクヤちゃんに襲い掛かる。


二人は一瞬でHPが全損して光の粒子となって消える。


まるでピンチになった主人公が覚醒して凄く強くなるかの様に…


ほんと何なのアレ?!


とにかく止めなきゃ!


「むぅ…私じゃ抑えられないっぽい…もう…ダメ!」


スノウさんが鎖を操り、動きを封じるも金色に光ったアーハーによって引き千切られる。


デバフも無効化されてるっぽい?

放置してたら逆転されてしまう…

もうここしか無い!


「ショートカット=バイカーシュート!…セレーネさん、全力でやっておしまい!アカネさん!決めちゃえー!」


「ウゥグァァア"ア"ア"ー!!」


「ほいほーい!《必殺》壱の型・迦楼羅!」


バイカーシュートが脇腹にクリーンヒットし、セレーネさんが斧を大上段から振り下ろすも身体を捻じられ右腕1本のみを斬り落とした。


セレーネさんの肩を蹴ったアカネさんの技が諸に決まり、アーハーは粒子となって消えていく。


王国一のパーティはたったの二分足らずで壊滅してしまった。


でも…こちらも二人倒された。


パーティ最高戦力のサクヤちゃんと本調子だったもっセルさんの2人だ。


それと狂化していたから分からなかったけど、セレーネさんもお腹に一撃貰ってたみたい。


「フッ…流石はハルカさん率いる華天ですね。あぁ…マイク(・・・)さん…何処かで見ているんですよね…情けない僕を許してください…」


ん…マイク?

昔やってたペルソナバイカーのゲームで、私の事をそう呼んでた人が居たけど気のせいだろう。


なんてたって十年も前の話だし。


その時のハンドルネームMikeって書いてミケって読むんだよね。


まさかね…まぁそれより今はここからトンズラしますか。


ソロの試合時間押してるし、アーハーってちょっと私を見る目がヤバいから退散だ。


「終わりましたね。それじゃ私ソロの試合が有るので先に失礼します!」


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