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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第6章 ティアの小学生生活
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第86話 過ぎたイタズラ


 なんでないのかな? さっき着替えと一緒に持ってきたはず……


『ティア、あとで覚えておきなさい』


 あっ……雪奈の仕業か。仕方ない取り敢えずワンピース着て先に部屋に戻ってパンツ履こう。


「武瑠、もういいよ」

「わかった」


 さて部屋に戻ろう。


~~ティアの部屋~~


「あれ?」


 なんでパンツだけないのかな? さすがにやり過ぎじゃない?


「ティアどうした?」

「うひゃあっ!?」


 全く……いきなり現れないでほしいね。


「ほら、二人共早く寝なさい」


 雪奈がニヤニヤしながら言ってくる。やっぱりお前が犯人か! 本日2度目のノーパンですね。


「あれ? ママ、布団は?」

「あなたたち小さいんだからティアの布団でいいでしょ?」


 この野郎! 明日覚えてろよ!


「ティア、寝るか」

「うん……」


 それからいろいろあって……

 

「おトイレ……あれ? 武瑠? ……なんで逆さまになってるの? まあいいや」


 私は部屋を出てトイレに行く。そして戻ってきたら武瑠はもう寝てた。


「武瑠、大胆すぎるよ……」


 私は武瑠の横で寝た。



 翌日……



 よく寝た。ような寝てないような……タンスの中にはパンツが戻ってたので私はパンツを履いて制服(夏服)に着替えた。ちなみに今の時間は6時くらい。雪奈より早く起きている。理由は雪奈に天罰を与えるため。

 私は未だに作ったことのない中華料理を朝から作った。


「おはようティア、その服可愛いよ」

「なんで紅葉?」


 紅葉が家にいた。


「昨日雪奈に呼ばれてさ泊まったんだよ」

「へぇ~」


 その後話をしてたら雪奈と詩織さんと武瑠が降りてきた。紅葉には悪いけど犠牲になって貰うね。詩織さんには違うの用意したけど紅葉はいること知らなかったからね。


「みんな、食べてていいよ。詩織さんちょっといい?」

「なんですか?」


 私は詩織さんを部屋から出して詩織さんに部屋を見てるように言う。


「「「いただきます!」」」


 3人が一斉に食べる。


「「「うっ!」」」

「この味は……昔の雪奈の……」

バタン!

「そうだ……これは昔の私の……」

バタン!

「何だこの地獄のような味は……」

バタン!


 めっちゃヤバそうだね。でもこれですっきりした。


「ティアちゃん? これは?」

「仕返しだから気にしないで。詩織さんのはこっちね」

 

 私は目玉焼きを出す。


「あ、ありがとうティアちゃん……」

「じゃあ食べようか♪」


 私と詩織さんは3人の死体を眺めながら一緒に食べた。

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