表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第6章 ティアの小学生生活
81/194

第78話 父親と雪奈とティルスティア


 え? どういうこと?


「あなたは?」

「ティルが産まれる前に一度あっただろ?」


 あっ! もしかしてあの時の!


「なあ、ティアこいつ誰だ?」


 武瑠が聞いてきた。私は心に思ったことを言った。


「多分私のパパ、そしてリアル神様」

「正解だ! さすが我が娘!」

「は? ええーーっ!!!」


 めっちゃ驚いてるね。まあ私も信頼出来てないけどな


「そんなことより久しぶりに雪奈に会いたいんだ。葉月に行こう」


 本物なのかな? あっ! 葉月っていうのはうちの喫茶店の名前ね!


「わかった」


~~喫茶店~~


「ただいま、ママにお客さん来てるよ。」

「おかえりなさい。お客さんって……アレン!」


 この人の名前はアレンっていうらしい。


「会いたかったぞ雪奈!」

「私もよ! ずっと前に居なくなっちゃって死んじゃったって思ってたのよ!」


 雪奈は泣いていたけど、嬉しそうだった。どうやら本当に父親のようだ。


「ティア、どうしてアレンと一緒だったの?」

「さっき不審者に襲われてた所を助けて貰った。ありがとうパパ」

「なに、自分の娘を助けるのは当然だろ?」


 元パパと同じようなこと言ってる……


「今まで何処に行ってたのよ!」

「話すから取り敢えず移動しよう」


~~雪奈の部屋~~

「実はな俺、神様なんだ」

「え?」


 雪奈は知らなかったのか……


「ホントだよ。ママ、私が生まれ変わる時に一度会ってるから」

「そうなの……」

「で、雪奈と別れた後にティルの魂が雪奈に引きずられていったから俺はティルに説明しに行ったんだ。ついでに五歳の時に記憶を返したのは俺だ。なにかきっかけがあったからその時に便乗してな」


 ここまでは私も知ってるけど雪奈は驚いてるな。


「そういえばパパあの時僕って言ってなかった?」

「神様モードだ! 素はこっちだ!」


 神様モードってあんな感じなんだ……


「話を戻すぞ。ティルは俺の娘だ。だから殆どが神様なんだが、ティルの神様の力を奪い捲ってなんとか身体能力以外は全部なくしたんだけどな、そのせいで体力が身体能力に追い付かなくてな。ある程度全力だすと動けなくなるんだ。だから気をつけてな」


 はい、もう手遅れですね。


「問題はティルの体なんだが……お前が12歳になったら体の成長が止まっちゃうんだ。ごめん♪」


 は? なに言ってんの?


「ああ、大丈夫その時に神様の力は返してあげるから。それに武瑠くんとも子供産めるようにしておくから安心して」

「全然安心できないんだけど!?」

「まあ、大丈夫だ。まだ時間もあるからな。

じゃあそろそろパパは戻らないといけないからまたな雪奈、ティル」

「待って!」


 雪奈が駆け寄る。そしてパパにキスをした。


「いってらっしゃい」

「ああ、いってきます」


 次の瞬間パパは消えた。


「雪奈、いい人だったね」

「そうでしょ? にしてもあの人神様だったのか、驚いたな……」


 ……私はその後の方が驚いたけどね。

 どうやら近々モンス◯でティルちゃんが実装されるみたいですね。

 それと今日2作品目を投稿しました。もちろん文字数は倍にしました!おかげで2作品目はストックがありません!なので、2作品目は数日に1回(最低でも週に1回)で投稿したいと思います。ちなみに舞台は塩基町ですが、平行世界扱いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ