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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第6章 ティアの小学生生活
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第77話 過激派ロリコン再来!


 今日もまた制服を着て登校するが昨日と違うのは青色の帽子を被っているところだ。


~~教室~~


「おはよう優香」

「おはようティアその帽子似合ってるよ」

「あ、ありがとう」


 似合ってるって言われるのは嬉しいけど、ふざけて渡されたからね。


「はい、授業を始めますよ」


 私は席に着いて本を開く。そして優香はもう寝てる。


 授業終了後……


「最近、学校の近くに『可愛い幼女はいねぇかあ?』って言う不審者がいますのでみなさん気をつけてくださいね。特にティアちゃん!」

「なんで私……」

「ティアちゃんが可愛いからだよ」


 それにしてもそんな台詞を言う人の心当たりが微妙にあるような気がするけど気のせいだよね?


~~下校中~~


「それでね。ティナさんが……武瑠どうしたの?」

「いや、何でもないそれでなんだっけ?」

「ティナさんが「白髪オッドアイ幼女みーつけた!」」


 目の前から不審者が現れた。


「ひっ!」

「こっちだ!」


 私は固まっていたら武瑠は私の手を取り走った。


「白髪幼女待てー!」

「来ないで! このロリコン!」


 だめだ……私の本能が言ってる。あれには勝てないと……


「なんという誉め言葉! ありがとう!」


 ヤバいヤバい! あれだけはヤバ過ぎるよ。

なんでこの道人が通らないんだよ!


「俺の彼女に近づくんじゃねー!」


 少しきゅんときた。武瑠、今の君は格好いいよ。


「彼氏持ちか! だが、ショタもいいな! 待てー!」

「来ないでよ!」

「白髪のオッドアイロリ幼女よ! 喜べ! 貴様は隣にいる銀髪ショタと一緒に私が貰ってやる!」


 なに言ってるんだ! 早く逃げないと……


「あっ!」


 私は躓いて転んでしまった。


「ティア!」

「へー、ティアちゃんっていうんだ。ティアちゃんの初めてを何もかも貰ってあげるね」


 もう体力がなくて立てない。ここまでだったのかな? みんな今までありがとう……


「おい、俺の娘に何してんだよ」


 そう聞こえた、そっちの方を見ると白髪で黄色の目をした男の人が立っていた。


「あなたが父親ですか……ならば!」


 不審者は土下座をした。


「ティアちゃんを私にください!」


 変なことを言い出した。


「やるわけねーだろ! 寝言は寝て言え!」

「仕方ない、今日はこれぐらいで勘弁してやろう! ではティアちゃんまた会おう!」


 不審者は逃げていった。そして白髪の男が近づいてきた。


「今まで悪かったなティル、お前を放置してしまってこんな父親を許してくれ!」


 ……は?

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