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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第6章 ティアの小学生生活
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第76話 小学校で喫茶店の制服そして幼女は勝利を掴む!


 今日は先生に負けたのでコスプレもとい喫茶店の制服で登校することになった。そして制服にランドセルというシュールな組み合わせになり、それを見た雪奈は「ティアちゃん可愛い!」とか言って写真撮りまくってた。


~~教室~~


「おはよう優香」

「ティアおはよう、ホントにコスプレっていうか制服なんだ……」

「どんな形であれ約束は守るものだからね」


 私は教卓から椅子を持ってきて本を読む。

そして優香は再び寝る。やっぱり喫茶店以外でこの服だと落ち着かないね。少しするとチャイムがなった。


「はい、みんな席に着いて! ティアちゃん可愛いよ」

「ありがとうございます」


 どうしたの? ティアちゃんはいつもならここで恥ずかしがる娘なのになんで恥ずかしがらないの? って言いたそうだね。だがこれは私の制服だ。そういうのには慣れている。


「まあ、いいわ。昨日のテスト返却するね」


 テストが返された。何度も見直しされ、ここがはみ出てるとかそういうのを探した痕があるけど、特に間違っているところもなく普通に満点だった。


「先生! 私は授業中にずっと本を読む権利が欲しいです!」

「ダメよ」


 そこを通すわけには行かないのか。でも私はこれを通すために昨日の約束を守ったのだ!


「先生、私は約束を守りましたよ? 先生はどうするんですか?」

「……わかりました。本を読んで構いません」


 私は思わず両手を握りしめてグッ! ってやる


「先生! 優香は授業中に寝る権利が欲しいです」

「はぁ、わかりました。いいですよ」


 優香って頭いいんだ……


「やったぞ! 優香! 我々の勝利だ!」

「ティア! やったね!」


 私と優香はハイタッチする。


「(ティアちゃんそういうのどれだけ覚えてるの?)」


 そしてその日から私と優香の授業はとても楽しいものになった。


「はい、みんなお昼だからお弁当だしてね」


 この学校は給食がないため各自でお弁当持参になっている。いやー本を読んでるとあっという間だね。


「ティア、これ食べる?」


 優香に出されたのは卵焼き


「じゃあ私もこれあげるよ」


 私が出したのはミートボール


「はいティア、あーん」

「あーん」

「じゃあお返しね。あーん」

「あーん」


 こういうのやってると(飯田)先生を思い出すね。あの時も楽しかったな……

 おや? 武瑠くん? どうしたのかな?


「武瑠、あーん」


 私は武瑠にミートボールを差し出す


「あ、あーん」


 恥ずかしがっちゃって可愛いね。でもこの光景ってご主人様に食べさせてるメイド? みたいな感じだね。

 今日家に帰ったら紅葉とティナと葵がいて写真を撮られたりした後に青色の帽子を貰った。

 明日からはこれをつけて登下校しろ。っていう意味だそうです。

最近書くペースが遅くなって来てるので、ブックマークが欲しいです!(ブックマークしてくれるとやる気に繋がります。)

 もし1話あたりの文字数が少ないのであれば次作(番外編とか未来編などを除く)から可能な限り2倍にしますので!(本作でやるとは言っていない)

 ※未来編については知りません。寧ろ私が知りたいです。

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