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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第4章 G2期
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第47話 ティナの過去

今日から数日間は毎日午前9時と午後の9時に投稿します。


~~伊東研究所~~

 ボクたちは特にすることもなくゴロゴロとしていた。


「ティル、暇だな」

「そこに積み木があるから遊んでていいよ」

「なんであるんだよ……」


 ボクに言われても知らないよ……気づいたらあったんだから……


「じゃあオセ□しようぜ」

「……そう一人でやってていいよ。あと文字表記が隠せてないよ」

「お前なに言ってんだ? 俺に勝ったらお前が知りたがっていた武との話してやってもいいぞ」

「よし! やろう!」


カチッ……

カチッ……

カチッ……



「よし! ボクの勝ちだね♪ じゃあ聞かせて貰おうかティナ」

「ううっ……仕方ない」


ーーティナ視点ーー


 ティルに昔の話をさせられることになった……


「これはティルと別れてからのこと……」




 俺はあの事件の次の日の夜に記憶を取り戻した。


「俺は……俺は……ーーっ!!」


 俺はキッチンに向かい包丁を手にとった。


「やめろ、ティナ!」

「武? でも、俺は……」

「やめるんだ。ティナ! 君が今そんなことしたら沢山の人が悲しむ! ティルも雪奈さんも紅葉さんも俺だって君が居なかったら死んでしまうよ」

「でも俺は! もう……」

「俺はそんなこと気にしない。俺が君を貰ってやる俺にはティナが必要なんだ!」


 なんか凄い恥ずかしい……でもとても嬉しく感じる。


「みんなティナのことを凄い大事に思ってる。ティナのお母さんもお父さんも犯人たちに凄い厳しく処罰しようと頑張ってくれてるし、ティルだって向こうでティナの不評がまわる前に全て隠そうと作戦を考えてる!」

「ティルも?」

「そうだ! みんなにとってティナはとても大切な存在なんだ! だからそんなことするな!」


 そうだな……こんなことやめよう。みんなの苦労を無駄にする訳には行かない!


「うんわかったもうしないよ。なあ武、俺なんかを貰ってくれるのか?」

「ああ! もちろんだ! 俺はお前が大好きだ」

「わ、私も! 武のことが大好き」

「別に無理しなくてもいいんだぞ、それに違和感が凄い」

「そうか。ありがとう、じゃあ俺はこのままにするか」

「それがいい」


 せっかくだから頼んで見よう……


「なあ武、頼みがあるんだ……」

「なんだティナ?」


 ここで俺はスカートを捲り下着をおろした


「この汚れた体を武が綺麗にしてくれないか?」

「ああ、わかった」


 そして武と結ばれた……それから武は毎日のように求めてきた。まあ、俺もあの時とは違って気持ちいいし沢山したいからそれを受け入れた。



「まあこういう感じだな……」


 なんか言っててスゲー恥ずかしい……


ーーティル視点ーー


 ティナ赤くなっちゃって凄い可愛い!

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