第46話 ティルVSティナ
本編最終章? 始まります。
ボクは雪奈たちと別れ研究所まで来ていた。
「ティルおかえり」
「ただいま、ティナ」
研究所ではティナと武くんが迎えに来てくれた。
「ティル、はやく中に」
「ありがとう武くん」
中に入るとママがいた。
「おかえりティル」
「ただいま、ママ」
「ティルの部屋ティナの部屋の隣にあるから」
「ありがとう」
ここがボクの部屋か……洋室和室ときて今回はまさかの病室……三種類揃えればいいとは限らないぞ……まあ仕方ないか。ボクこれでも妊婦だし……
「ティル! これで遊ぼうぜ!」
ここで出してきたのは人気カードゲームのアレだった。
「いいよ」
ボクは断る理由もないのでもちろんOK
「せっかくだから何か賭けようぜ」
「いいね。じゃあボクが勝ったら武くんとの夜のことについて教えてよ」
「いいぜ乗ってやるよ! こっちが勝ったらお前と先生の話聞かせて貰うからな!」
「じゃあいくぜ」
「「決◯!」」
「じゃあボクが先行ね。ボクは手札からマジックカード『強すぎる欲を持った壺』を発動! デッキからカードを二枚ドローする!」
「汚な!」
この手札ならこれで大丈夫次のターンで終わりにできる
「カード二枚伏せてターンを終了するよ!」
「俺のターン! ドロー! 俺は優秀すぎる騎士を◯喚! 優秀すぎる騎士の効果発動! デッキから同名カード三体を特殊◯喚する!」
Oh……名前通りめっちゃ優秀だな……なんだよそのチートカードは……
「俺は三体のカードで融◯召喚! どうだこのカードの攻撃力は114574だ!」
超絶微妙な数字だな……よく運営もこんなのだしたな……っていうか絶対ダメだろこんなワンキルカード……
「これで終わりだ! ティル! このカードでダイレクトアタック!」
「罠カード発動! マジック◯リンダー! このカードは相手が攻撃する時そのカードの攻撃力分のダメージをお前に与える!」
これでボクの勝ちだね♪
「なんだと! ……とでも言うと思ったか? ここで俺はモンスターの効果を発動! 相手の罠カードが発動した時にこのカードの融◯素材を1枚除外することでその発動を無効にして相手の手札、フィールドのカードを全て除外する! この効果の発動に対して相手はカード効果を発動できない!」
……は? なにそのチートカード……絶対禁止カードだろ!
「これで俺の勝ちだ! さあティル! 話を聞かせて貰おうか!」
なんだと……
この後ボクは先生とあったこと全てを吐かされた……そう言えばティナとの勝負をここまでやったのは初めてだな……ちなみに先生との話を聞いたティナは
「ティルって意外とアレだな……しかも初めてで5回って……」
アレってなんだよ! あとあまり思い出したくないけど、お前の初めて絶対5回とか余裕で越えてるからな! 今度はティナたちのことを何から何まで聞いてやる!
明日から投稿する時間が変わります。




