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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第3章 S期
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第39話 夏休みの予定と姉妹再会

 

 あれから2ヶ月がたったある日のこと……

え? この2ヶ月間? 別にいつも通り学校行っていつも通り学校の人たちに「おめでとう」って言われていつも通り先生の所に行ってたくらいだよ。でも最近具合が悪くてあまりやってないんだよな……

 今雪奈の部屋でとあることをしていた。


「やっぱりここは海でしょ!」

「いいや山だね!」

「「ティルはどっちがいい?」」


 そう夏休みに旅行に行きたいと言い出した雪奈が紅葉と行き先について揉めていた。


「ボクはどっちを選んでも1度ティナの所に行くし、山は体力ないし、海は体が弱いから長時間外に出られないよ」

「そうだった……ごめん」

「気にしなくていいよ。じゃあボクがティナの所に行く時にみんなで行こうよ」

「そうだね」

「じゃあそうしよう」


 さっきまでの時間が無意味だったかのようにあっさりと決まった。


「ティル、いつ行くの?」

「予定ではボクは8月の最初から2週間で先生が8月の最初の3日かな……」

「そう言えばおばさんに紹介しないといけないんだったね」


 そうなのだ。あの時のことがママに伝わったことで先生を会いに行かせなければならないのだ。


「じゃあ私達は4日から最後まで行こうかな」

「そうだね」

「4日からだね。わかったママに伝えておく」

「ありがとうティル」


 そして3週間ぐらい経ち8月1日になった。


「じゃあまた3日後にね、雪奈」

「いってらっしゃいティル、先生ティルをよろしくお願いしますね」

「ああ、任せておけ」

「行ってきます」


 ボクと先生は先生の車で向かった。


「伊東研究所でいいんだな?」

「うんお願い」

「任せろ、そう言えばあいつらは場所知ってるのか?」

「大丈夫だよ。紅葉もいるし」

「伊東……あいつの両親すげーよ」


 まあ母親は世界有数の研究員で父親は教頭先生だもんね。まあボクのママも世界有数の研究員(ロリコン)でお父さんは警察ですから。最も普通な親は雪奈の夫婦だね。



 そんなこんなで伊東研究所に着いた。


「ティル久しぶりだな!」

「ティナ! ……あまり変わってないね」


 婚約したから女の子らしくなったかと思ってたけど、残念ながら何も変わってなかった。

 まあティナだし仕方ないな……


「久しぶりティル」


 武くんが出てきた。


「久しぶりだね武くん(事件の元凶)、学校はどんな感じ?」

「それは許してくれ……知らなかったんだ。でも今はティナと一緒に学校行ってるぜ。ティナも詩織って言う人と友達になったしな」


 詩織さんか……久しぶりに聞いたな……まあ1回しか登場してないし当たり前か


「そう、良かった。でも浮気はダメだよ!」

「しねーよ! いいから中に入りな。みんな待ってるぞ」


 待ってると言ってもどうせいるのはママ(ロリコン)伊東さん(ロリコン)だしな……

 

「久しぶりティルちゃん」

「伊東さん久しぶりです」

「もしかしてその人が……」

「そうですよ」

「いつも紅葉が世話になってます。紅葉の母の圭です」

「紅葉さんたちの担任で今はティルの夫である飯田義則です」


 先生まだ結婚してないのに夫なんて恥ずかしいよ……


「ティルちゃ~ん♪」


 うわっ……変態(ママ)がきたよ……

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