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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第2章 G1期
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第26話 第三者と真犯人


 ピロリン♪

 結果がきたな……さてどうかな? 1人か……予測通りだそしてその人は……


「どうしたの?」

「1人居たよ」

「!? それって……」

「そうだね。第三者さんだよ」

「居たのか……」

「まあ大丈夫さ。その人は誰にも送ってないから」

「どうするの?」

「もちろん捕まえに行くよ。非常識的かつ合法的にね。でもその前に」

「「「その前に?」」」



「着替えてくる!」

「……さっさと着替えてこい!」




~~更衣室~~

 さてあの人を呼びますか。


「もしもし……」



~~第三者さん家前~~

 

ピンポーン

「はーい、ってどうしたの? 神戸さん」

「写真と動画を消して貰いに来たんだよ……相田さん」

「へー、もうわかったんだ。見た目に反して賢いね」

 

 違うぞお前らがバカなだけだろ……さあ決着をつけようか。


「履歴だよ相田さん」

「チッ……あのバカどもが」


 だから言っただろお前らはバカだって……おまけに自分が関わっていることまで言ってくれてるし……


 さてさて今から半年前にあなたの元彼氏さんがあなたのもとを離れ親友に近づいてしまったのが今回の発端です。あなたは親友に嫉妬をして彼氏を取り返すのはどうするべきか……


 そしてあなたは思いついた。親友が汚れれば私のもとに帰ってくるのではないかと。そしてあなたは今回の3人に接触し、親友を貶めた。すると案の定彼女は転校し彼氏は1人になった。ここはチャンスだと思った。


 だからあなた元彼氏に接触しようとした。そこで彼氏は違う人間を好きになってしまった。それがティナだった、あなたはどうみてもティナには勝てないと踏み今回の事件を引き起こした。違う?


「一体何を根拠に……」

「確かにメールは一週間で消える設定になってたのでメールからの証拠はありませんがボクには彼女がいますから……」

「彼女?」

「空ちゃん……」

「!? しおりどうしてここにお前は私が」


 こいつやっぱりバカだろ……それはさておき半年前にティナと同じことをされた被害者そして相田さんの親友だった人、櫻井 詩織さん


「私がどうしたですか? 相田さん」

「いやこれは……」

「空ちゃん、私最初から知ってたよあの時空ちゃんが全部やったこと。でもね、あれは親友だった空ちゃんから彼を奪った罰だと思ってるから空ちゃんは悪くないよ……でもね、今回は空ちゃんとは関係ない人なんだから許されないよ。だからさ自主しよう」


 oh……なんというOHITOYOSHIなんだ……


「それは無理だよしおり」

「どうして!」

「私は彼にもう一度彼氏になって貰うからよ!」

「それは無理だよ相田さん彼は……()()()()()()()()()()()になったから」

「あの女! 許さん今すぐこの写真ばらまいてやる!」

「やめて空ちゃん!」


 そういって送信ボタンを押した。その瞬間


ドサッ……

「え?」

「相田さん……チェックメイトだよ」

「警察だ! 相田空架さんあなたを拘束する!」


ガチャ……

「アハハハハッ! そう言うことか、なんて非常識的なヤツなんだ! 普通こう言う時は警察なんて出てこないだろ! でも残念あなたたちが練った計画は……」


 その時ボクは彼女の携帯の画面を見せた。


「送信……失敗?」

「相田さんこれが何かわかる?」


 ボクはポケットから黒い箱を見せる。


「それはまさか!」

「そうだよ。電波遮断機しかも半径5mの電波を完全に遮断する特別製」

「そんな……許さない……ティル……覚えておけよ……いつかまたお前を……」

 

 相田さんはそのまま連行されていった……


 そして相田さんが連行されていった後……


「ティルちゃんどうだった」

「終わったよ全部だからあとは計画通りに進めるだけだよ」

「そう、良かった。じゃあ帰ろっか」

「ちょっと待ってね」


 そう言ってボクは残った警察の人に駆け寄った。


「ありがとね、()()()

「何言ってんだ。自分の子供達を助けない親がどこにいるんだ。後のことは任せろ」

「じゃあよろしく。行こうか雪奈お姉ちゃん」


 ボクはそういって歩いた。


「え? あの人ティルちゃんのお父さんなの? ちょっと待ってよティルちゃん!」

父親初登場!今後出番はあったらいいな。

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