表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第2章 G1期
17/194

第15話 入学式と再開の先生


 今日は入学式です。今ティナと雪奈お姉ちゃんと登校中です。


「ティルちゃんたちと登校できるなんて夢みたい」

「そんなに登校したかったの?」

「小学生のときはできなかったからね」


 そう言えばそうだった……3ヵ月とか一瞬だったから気にしてなかった……


「着いたよティルちゃん」

「ここが……」

 

 水無月中学校……何月に設立したか分かりやすいね。


「えーーっ、ーーーーであるからして、生徒諸君には……」


 話が長い! しかもたいしたこと何も言ってない! 要は自立しろってことでしょ! こんなに長くしなくてもいいじゃん! あとティナ寝るな!


「では生徒諸君君たちの活躍を期待してるぞ以上」


 はぁ……やっと終わった……このあとはクラスごとに集合だったね。クラスはママが「ティルは今年は雪奈ちゃんと紅葉ちゃんと同じクラスよ」とか言ってた……何かしたのかな?


「やったねティルちゃん同じクラスだよ♪」

「うん♪ これからもよろしくね雪奈お姉ちゃん、紅葉ちゃん♪」

「こちらこそよろしくなティル」


 ティナとは違うクラスだった、クラスの扉を開けたら視線が凄かった……取り敢えず扉を閉めた。


「なんで閉めたの?」

「視線が……」

「その見た目だし諦めな……」

「ううっ……」


 もう一度扉を開けたらまた視線がきた、これを無視しないと始まらないので席に着いた。座席は名前順だったので3列目の一番前の席だった……そして雪奈お姉ちゃんがボクの席の隣に座った。


「ティルちゃん横の席だね♪」

「凄い偶然だね」


 少し雪奈お姉ちゃんと話をしていたら、担任の先生が入ってきた。


「ほら席につけ! ん? どうした神戸?」


 身長がなさすぎて椅子に座れない……


「先生……とどかないです。」

「「「(可愛い……)」」」

「そ、そうか……今度踏み台を持ってくるからな。取り敢えず今日は座らせてやる」


 ボクは先生に抱っこされて座らされた。……なんというかこの先生高校の時の担任だったような気がするんだけど……確か名前は飯田……


「俺の名前は飯田義則(よしのり)だ!去年までは隣の県で高校教師をしていた。科目は数学だ! よろしく!」


 そうそう飯田義則だ……ってやっぱり高校生の時の担任じゃん! ボクと3年間一緒であの人任せにするで有名な先生じゃん!


「じゃあ端から自己紹介をノリノリでしていけ!」

「は~い♪ 出席番号1番♪ 相田 空架です♪ 趣味は……」


 ノリノリだな……


「……よろしくお願いします♪」

「お、おう……なかなかノリノリだったな……高校の時はやる人誰も居なかったのに……はい次」

「…………」


 なんか1人だけ浮いたみたいになってる……

こうして自己紹介は進んで行った……


「ボクの名前は神戸ティルです。趣味は料理で特技は覚えることです。よろしくお願いします」


 自己紹介したときに「俺、もうロリコンでいいや……」とか「ボクっ娘可愛い」みたいなことが聞こえたけどきっと気のせい。


「よし、じゃあ今日はこれで解散だ! 明日は委員会を決めるから各自考えておくように! それと新入生歓迎会があるから少し遅くなるぞ! 以上!」


 取り敢えず委員会は入らなくていいかな……部活はどうしようかな……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ