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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第11章 ティア・アメジストの生活
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第161話 武瑠と私


ーー武瑠視点ーー


 あの日からティアは目を覚まさなくなった。理由は魔力が尽きたかららしく、神は魔力の回復は食事をすることで回復できるらしいが、逆に言うとそれ以外では回復しないということだ。一応点滴を打っているが、このまま行くと100年はかかるらしい……


「ティア、もうお前が起きなくなってから3年が経ったぞ。約束の卒業式はとっくに過ぎた。だから早く目を覚ましてくれよ……」


 ティアは起きない。俺はどうしたらいいんだ……


『知りたいかい?』

「誰だ!」

『ティルの父親だよ。久しぶり武瑠くん』


 ティアのお父さん……


「俺はどうしたらいいんだ!」

『簡単だよ。君の精◯をティアに飲ませればいいのさ』


 本当に簡単だった……でもなんか絵面が汚ない!


『もちろん飲ませるのは下からだよ?』

「……」


 ティアが寝てる間にやるのか……せめて最初は二人で愛し合いたかった。


『やらなかったら君はティルとは何も出来ずに死ぬだけさ。やるのかい? やらないのかい?』


 俺が選ぶ選択肢なんて決まってる!


『そうか、じゃあ頑張れよ』


 ティアのお父さんの声は消えた。


「ティア、ごめん……」





ーーティア視点ーー


 痛っ!? あれ? 武瑠? なんで裸?


「って! 何してんの!? まだ早いってあれだけ言ったのに!?」


 武瑠のバカ! そんなことしたら武瑠が成長しなくなるでしょ!?


「何言ってんだ! お前、俺を何年待たせたと思ってんだよ!」


 ……え? どういうこと?


「お前は倒れてからもう3年も経ったんだよ!」

「え?」

「お前のお父さんがこうすればティアは目を覚ますって言ってたからしたんだ! ティア、いいよな?」


 そうだったんだ……道理で武瑠が男らしくなってると思ったよ。


「うんいいよ。武瑠……」

「ありがとう、ティア」



 それから1時間後……



~~喫茶店~~


「お母さん!」

「音色……ごめんね。心配かけたでしょ?」

「もう起きないと思ってたよ! お母さん! 良かった……」

「音色……」


 私は音色を抱きしめた。


「ティア、起きたね」

「うん、お母さん。ただいま」

「おかえりなさいティア」


 私は雪奈と話をした。どうやら私は中卒らしい。まあ、当然だね。音色はここに就職したらしく、歌音と奏は小学生になったらしい。あとは武瑠たちが高校生になったことぐらいだった。


「ティア、よかった……」

「アテナ、ありがとう。アテナのおかげで私と武瑠は結ばれたんだから……」

「え? どういうこと?」

「アテナが私に家宝をくれたから、私は武瑠たちを守ることができて、武瑠が私にしてくれたんだよ」

「でも私が渡さなかったらティアは!」

「それは違うよ。私には武瑠を受け入れられる覚悟がなかったから、こうやって強引にされたほうがよかったんだよ。だからありがとうアテナ」

「うん……」


 その後、紅葉やティナたちの所に行って、私はここでバイトをすることにした。

 そして、一番驚いたのは雪奈が二人目を産んだことだった。名前はこの店の名前から葉月。

しかも猫耳付きで白髪の赤と黄のオッドアイで超可愛い!! まあ、神様だから転生者なんだけどね。でも妹だから関係ない! 例え中身が40のおっさんでも私は葉月を愛せるよ!

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