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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第11章 ティア・アメジストの生活
162/194

第159話 漏らすナンパ師


 前回のあらすじ……


・みんなで海に来た。

・海で秋と日向をフルボッコにした。

                 以上


「お母さん、短いよ!」

「何言ってるの音色? どうせ毎日更新してるんだからあらすじくらいみんなわかってるでしょ?」

「お母さんの方が何言ってるかわかんないよ……」


 まあ、そんなことはさておきこれからお決まりのジュース買ってくる人を決めるじゃんけん大会が始まる。


「「「じゃんけんほい!」」」


 ほい? ……ほいか……ほいなのか……


「「なんで1人? 負けなんだろう……」」


 結果は私とコピーの負けだった。


「それは二人負けだよ」

「じゃあ買ってくるからティナ、お金と袋頂戴」

「はいはいちょっと待ってね」

「じゃあちょっと私お手洗い行ってくるね」

「いってらっしゃい」


 音色は1人でトイレに向かった。一方私はそのトイレよりも奥にあるお店に行くのであった。


「はい、お釣り200円な、小さいのに二人とも偉いな。これ、おまけしておくよ」


 はい、飲み物2本追加されましたー合計16本です。


「「ありがとうございます」」

「嬢ちゃんたち大丈夫かい?」

「「大丈夫です!」」

「そうかい、またな」

「「ありがとうございましたー」」


 私はコピーより2本多く持ってみんなの所に戻る途中…


「ねえ、そこの君、俺たちと遊ばないか?」

「いえ、結構です。知り合いと来てますんで」


 音色。ナンパからは逃げてよ。


「なあ、そんなこと言わずにさ」

ガシッ!

「やめてください!」


 おい、何勝手に人の娘に触れてんだよ。


「「お姉ちゃん! 大丈夫?」」

「ティア!」

「へぇー、君たちも可愛いね。一緒にどうだい?」


 こいつらウゼー、今すぐ消し炭にしたいな……そうだ! あの最終兵器を使おう!


「うっ!」

「どうした? うっ! なんか急にしょんべんに……」

「クソっ! またあとでな!」


 もう来るんじゃねー!


「「あああああぁぁぁぁぁ!!!」」

「「フッ……また、つまらぬものを出してしまった」」


 汚ないな……あとで掃除しておいてよね。


「お母さん……ありがとう!」

「いいんだよ音色。さあみんなの所に帰ろ?」

「そうだね」


「おかえりー」

「「「ただいま!」」」

「聞いてよ今音色がナンパされてたんだよ!」

「あー、音色ちゃんだからね。それでどうしたの?」

「なんかね急に男の人たちが漏らしてね。逃げて行っちゃったんだ!」

「へーソウナンダ」


 紅葉、大丈夫? 目が死んでるよ?


「じゃあそろそろお昼にしようか」

「そうだね」


 私たちは海の家でお昼ご飯を食べた。

 その後私がコピーと一緒に音色と遊んでいる時のこと……


「おお、またあったなお嬢ちゃんたち」


 さっきのナンパした人たちか……ここは子どもらしく


「「あっ! おもらしのお兄さんたちだ!」」

「「その呼び方やめろ! お前らなんてこうしてやる!」」

「「え?」」


 なんで私、この人たちに連行されてるの?


「「HA NA SE」」

「ダメだ。おい、嬢ちゃん……わかってるよな?」


 ああ、脅しか……でもそれは効かないよ。


「「えい!」」

ドン!

「「グハっ!? このガキどもが!」」


 キレるの早すぎぃぃ! まあいいや、力の差というものを見せてあげよう。


「おらっ! ……あれ? グハっ!?」


 まずは1人目。


「なんだよ! 今のは! この野郎!」

「「当たらないよ!」」

「なんでだよ! クソ! うおりゃ! グハっ!?」


 よし! 終了!


「大丈夫かい? お嬢ちゃんたち!」

「「あっ! さっきの店員さん!」」


 さっき飲み物を買った売店の店員さんが走ってきた。


「こいつらはこの辺りじゃ危険人物でな。警察に引き取って貰うから安心しな」

「「ありがとうございます!」」


 店員さんは気絶した二人のナンパを連れて行った。


「音色、今すぐ幼女にしてあげるから更衣室行こう」

「……そうだね」


 その後音色はロリ音色へと姿を変え、水着を渡して日が暮れるころまで遊んだ。アテナはお約束通りパンツを忘れてた。

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