第157話 音色の未来の相手
~~句演三回路町(クエン酸回路)~~
はい、今回はクエン酸回路ですね。呼吸のところで出てくるアレですね。詳しくは各々で調べてくださいね。
「着いたぞ。ここが今日泊まるホテルのミトコンドリア・マトリックスホテルだ」
ホテル名長いよ……どうせ次は電子伝達系とか内膜とか言うんでしょ?
「ホテルの部屋なんだが、雪奈が来るって思ってたから1人分多いんだが、ティアが二人いるから問題ないな」
「「「え? ええっーー!!」」」
え? 今さら気づいたの?
「どうしてティアが二人いるんだ!」
「「気付いたら二人になっちゃったんだよー(棒読み)」」
「じゃあ部屋なんだが、二人部屋と三人部屋に別れて貰うぞ」
ホテルの部屋割りは私とコピーとロリ音色、歌音と奏とティナ、秋と日向、紅葉と詩織さんとアテナ、武瑠と武くんと英司になった。
「あれ? その娘誰?」
「音色ちゃんだよ?」
私に聞いてきた武瑠に答えた。
「えっ?」
~~ティアと音色の部屋~~
私とロリ音色は荷物を置いた。
「音色、これからどうするの?」
「そうだね、しばらくは暇だね。どうしようか?」
することはないのか……仕方ない、ロリ音色の恋ばなでも聞かせて貰おうかな?
「音色は彼氏とかできたの?」
「え? いないよ?」
「「つまらん」」
「つまらんとは何よ! 二人で言わないでよ! これでも私は意外と男友達は多いんだよ!」
確かに(ロリも普通も)音色が可愛いのは認めるが、そういうのはいらないと思う。それ絶対下心持ってる奴じゃん。
「じゃあ気になっている人は?」
「いないよ……なんか自分で言ってて悲しくなってきたんだけど……」
「じゃあ私のことは?」
私はここで最も知りたいことを聞いてみる。
「お母さんのこと? ……可愛い妹?」
「「むぅ……」」
ちょっと音色の未来見てみようかな? ……うん、まあなんというか……ドンマイ!
「何よその顔は……」
「音色……ドンマイ!」
「あっ! 私の未来見たでしょ! それで男居なかったんでしょ! だからそんな目で見るんでしょ! 今に見てなさいよ! 絶対いい男連れてくるんだから!」
音色……ごめんね。私が見た未来は必ず現実になるんだよ……
「音色には私がついてるからね」
「え? 何? 確定なの!?」
「「……(コクリ)」」
「そんな……」
「ごめんね。音色……こんな使えないお母さんで……」
「お母さんは悪くないよ。悪いのは私なんだから……」
そんな話をしてたらティナと歌音と奏が来た。
「音色ちゃん? どうしたの?」
「ああ、ごめんティナ。ちょっと音色の未来が寂しいよって話をしてただけだから……」
「そうなんだ……音色ちゃん、人生は楽しむべきだと思うよ!」
「ティナ姉さん、その気遣いは嬉しくないよ……」
ロリ音色はショボくれていた。
「それで、何か用でもあるの?」
「それがねティア、ここの2階に温泉があるんだけど、行ってみない?」
おんせん? はっ! 温泉か! ロリ音色たちとお風呂!
「「今すぐ行こう!」」
私はコピーと準備をして、ロリ音色を引きずっていった。




