第155話 最凶の必殺技と夏休みの予定
今日からは2本ずつ投稿します。
昨日はいろいろ凄かったな。ロリ音色のおもらし動画でも見てよ。
バンッ!
「お母さん! 昨日の写真と動画消してよ!」
「やだよ! これは私のお宝なんだから!」
「お母さんが消してくれないなら私もう寮に入っちゃう!」
……え? それってここにはしばらく来ないってこと?
「今すぐ消しますので来てください!」
「(確かにティアは音色にクソ弱いな……)」
「あれ? 紅葉じゃん、どうしたの?」
「いや、昨日音色から『お母さんのこと嫌いって言ったら本気で泣いて謝ってきちゃって驚いたよ』って聞いたから本当かどうか確かめに来たんだけど本当だったぽいね」
「煩い……」
だって娘から嫌いなんて言われたら私もう立ち直れないよ!
「紅葉は漏らせ!」
「お母さん!」
「はい……」
音色にだけは敵わないよ……
「音色にだけは弱いな、ハッハッハッどうした? そんなもんか?」
「……」
「ちょっ! 待て! 悪かったから! 止めて! 音色からも何か言ってよ!」
「今のは紅葉姉さんが悪いよ……」
私は紅葉を五歳にした。すると紅葉は漏らした。
「ううっ、ごめんって……言ったのに……」
あの紅葉でさえこれとは……もしかしてこれって私の中でも最凶の必殺技じゃない?
「仕方ないなぁ……」
私は紅葉を漏らす前の元の時間に戻してあげる。
「よかったね。これで紅葉は漏らしてないよ?」
「全然よくないよ……」
「これは紅葉姉さんが悪いから諦めたら?」
あっ! そうだ!
「前にアテナが海に行きたいって行ってたんだけど、みんなで行ってみない?」
「海か……じゃあ行こうか!」
「お母さん! 海行こう!」
意外とあっさり決まったね……
「いつ行くの?」
「夏休みでいいんじゃないか?」
「そうだね」
夏休みだね。あとでアテナにも伝えないとね。そうだ! あの秋たちも誘ってみよう。
翌日……
~~教室~~
「ねえ夏休みに海に行くんだけどみんなで行ってみない?」
「海か。いいな! 行こうぜ!」
多分英司の目的はアテナと違うことをするだけだと思う。
「行ってみようよ!」
「私も」
「じゃあ全員確定だね」
あとで紅葉たちに伝えないと……
「ねえ、そういえば文化祭はどうしたの?」
「つまんないからカットした」
「そうなんだ……(じゃあプール開きも期末テストもカットなんだろうな……)」
~~喫茶店~~
「ねえ、お母さんは海行くでしょ?」
「詩織も行くからティナたちを入れて、全部で13人か……結構多いね」
あれ? その人数だと……
「お母さん行かないの?」
「そうなんだよ。先生とお店開いてないといけないんだよ」
「そうなんだ……」
先生もこれないんだ……残念だなぁ……
「そういう訳で楽しんでおいで」
「うん、わかったよ。あっ! そうだ! お母さん! あのね……」
「わかった。用意して置くね」
「ありがとう!」
こういう時は用意周到に限るね。さて、今のうちに訓練しとこ。
そしてそれから時間が経ち、夏休みに入り、いよいよ海に行く日になった。
「(なんか最近時間の感覚狂ってない?)」
「気のせいだよ? この世界の時間の流れは結構適当だからね」
「(お前のせいか!)」
別に私は何もしてないんだけど……




