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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第11章 ティア・アメジストの生活
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第151話 紅葉のイタズラ


 朝起きたら衣類が全て消えていて、魔法少女の衣装と魔法使いの衣装が置いてあった。


「マジですか……」


 どうやらどちらかを着るしかないようだ。さて、どっちを着るか……唯一許せるのは魔法使いの衣装の茶色のローブだけ。あとはありえないと思う。でもこれしか着られないなら……


「魔法使いしかありえないね……」


 私は魔法使いの衣装を着る。しかしミニスカートという壁のせいで私は外に出ていない。


「ティ~ア~ちゃん♪ も~い~かい?」


 紅葉。全然よくないです。ノーパンですよ。


「お母さん、入るよ♪」


 音色が扉を開けて入ってくる。


「やっぱり魔法少女は着なかったか……」


 あたりまえだと思う。そんなピンク一色の服着るやつの方がおかしいよ。


「ティア、可愛いね」


 紅葉が近づいてきた。そして

チラッ

「やっぱりノーパンなんだね」

カシャッ!

「~~~~~~っ!?」

ドン!

「ゲホっゲホっ! ティア! なにすんの!」

「こっちの台詞だよ! 今すぐ消せ!」


 私が紅葉に一歩一歩近づいていった。


「悪かったから! 消すから!」


 私は紅葉が撮った写真を消させた。


「(お母さん怖いよ……物理的に殺られないように気を付けないと)」

「でもコスプレ写真は撮らせて貰うぞ!」

カシャッ!


 もういいよ。同じことをしたら蹴り飛ばすだけだし


「(よし、ギリギリスカートの中が写るように)」

カシャッ!


 おい、今撮っただろ!


「紅葉、今のは消せ!」

「は、はい! すいませんでした!」


 やっぱり撮ってたか! そろそろパンツだけでも返してくれないかな?


「音色、そろそろパンツ返して」

「ダメだよお母さん、隠し場所は私しか知らないんだから」


 ほう、それはいいことを聞いた。


「音色って今日、可愛いミニスカートだね?」

「そうでしょ……ってまさか!」


 そのまさかだよ。


「はうっ!」


 音色 (ノーパン)が内股になる。そして私が音色のパンツを振り回す。


「どうしたの? 音色ちゃん? まさか!」

パシャパシャ!


 紅葉が音色のスカートの中を撮影する。


「~~~~~っ!?」

ドカンッ!

「グハッ!?」


 音色が紅葉を蹴り飛ばした。そして扉が壊れた。音色が紅葉を蹴った時に良いものが見れた。紅葉、ありがとう……君の犠牲で私は幸せになれたよ。


「音色、扉……」

「はっ! ごめんなさい、お母さん! 紅葉姉さんが全部あとで直しておくから!」


 その後音色に服を全て返して貰った。音色のパンツってなんか大人びてる感じだったよ……

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