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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第10章 ティアの中学生生活
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第144話 たった1度だけの登場!温泉街喫茶店店長の偉い人!


 オリエンテーション合宿3日目、今日は午前中に自由行動し、その後バスに乗り学校に戻る。


「秋さん、今日はどこに行くの?」

「今日はまずここにある喫茶店に行ってリボソーム限定パフェを食べるんだよ」


 ああ、あの時の尾行した喫茶店か……ん? なんであの人ここにいるんだ? 見つからないようにしないと……


「なんか幼女の匂いがするわ! おお、まさかこんな所で会えるとはティアちゃん! これはもう運命だよ!」


 なんですぐに見つかるのかな……うわー近づいてくるよ。やだなぁ……


「おい、私のティアちゃんにお前ごときが近づくんじゃねーよ」


 なんか秋さんと日向さんの雰囲気がいつもと違うような……


「ちっ! 今日のところは引いてやろう。それではさらばだ! ティアちゃん! また会おう!」


 もう二度と会いたくないんだけど。


「ティアちゃん! 大丈夫? 何かされてない?」

「うん。大丈夫だよ。ありがとう」

「いいんだよ。今度会ったら私達を呼んでね」

「わかったよ」


 この二人はいい盾になりそうだね。一応頭の中に入れておこう。ロリコンに秋さんたちは有効っと……


「じゃあ喫茶店行こうぜ」

「そうだな」


 AくんとBくん、君たちまだいたの?もう出番終わってるかと思ってたよ。


~~喫茶店~~


「あれ? ティアちゃんじゃないですか?」

「音無さん!? なんでここに?」

「今日も取材ですよ。ティアちゃんたちが合宿でここに来ると言ってたんで、今日に合わせたんです」


 なんか音無さんって行くところに必ずいるレベルなんだけど……大人しくうちの喫茶店で書いててくれませんか? 音無さんだけに……


「つまらないよ?」

「……」


 心の中で思っただけなのに……


「すいませんリボソーム限定のデオキシパフェください!」


 なにそれ!? デオキシリボ核酸!?


「私もください!」

「俺も」

「俺もデオキシパフェください!」


 まさかの人気商品!?


「ティアちゃんは?」


 この流れでNOと言える奴はいないと思う。


「……いる」

「デオキシリボースパフェ4つですね。かしこまりました」


 ……そっちだったのね。なんかもう登場人物にワトソンさんとかフリックさんとか出てきそうなんだけど……はっ! 理系特有の勝手に語っちゃう症候群が!


「君は6年前にも来てくれたよね?」


 誰? この人?


「ああ、すまん。私はここの店長のハーシー・チェイスという」


 あれ? ハーシーさんとチェイスさんじゃないんだ……っていうか思ったそばからそういう名前出すのはどうかと思うよ! どうせこのおじさん今後登場しないでしょ!


「君はあの葉月の看板娘さんだね。いつも娘が世話になってるな」

「娘?」

「ああ、うちの娘は一ノ瀬 優希という」


 そしてまさかの優希さんのお父さん! 優希さんはハーフだったんだね。


「いえ、こちらも優希さんには助けられてますから」

「そうか、何かあったら言ってくれ」

「ありがとうございます」

「では娘をよろしくな」








「そういってハーシー・チェイスさんはたった1度の出番を終えたのであった」

「秋さん! 失礼だよ!」


 そういえば秋さんはよく話すけど日向さんはあまり話さないね。コミュ障かな?


「それはそうと看板娘ってどういうことかな?ティアちゃん?」


 喫茶店のことバレちゃった。今度遊びに行くとか言ってた。来ないでいいんだけど……

ワトソンやフリックなどは全て生物基礎や生物で習う人物と(たまたま偶然奇跡的に)同じ名前なので(同じ人とは言っていない)知らなかったら各自で調べることをおすすめします。調べても物語と関係はありませんけど、勉強にはなると思います。

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