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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第10章 ティアの中学生生活
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第138話 オリエンテーション合宿1日目


 今日から2拍3日でオリエンテーション合宿だ。


「ティア、準備大丈夫?」

「大丈夫だよ。行こうアテナ」

「「いってきます!」」

「「いってらっしゃい」」


 私たちは家を出た。


~~隣三中学校~~


 武瑠と英司と合流して私たちはバスに乗り主発した。


「皆さんおはようございます」

「「おはようございます」」


 小学生の時よりも挨拶する人数減ってるね。


「今日はリボソーム町まで行ってホテルで昼食そして近くの山をハイキングします。その後は夕飯、クラスレクをします」


 ううっ……酔った……酔い止め飲んだのに……


「ティア、大丈夫か?」

「無理……」


 なんで車は大丈夫なのにバスはダメなの……


「先生、何時間後につきますか?」

「あと、3時間ぐらいかな?」


 3時間か……無理! 自分の時を止めよう!


「ティアちゃん? どうしたの? 固まって? ティアちゃん?(ゆさゆさ)

 ……どういうことだおい! こいつ死んでるじゃねーか!」

「先生、ティアは自分の時間を3時間止めただけですよ」

「そうなの? ならよかった。ティアちゃんってそんなことできたんだね」



 3時間後……



「はっ! 着いた?」

「もうすぐだ」


 どうやら上手くいったようだね。


「ティアってバスには弱いんだな」

「煩いよ」


 そしてバスは到着し、昼食と着替えを済ましハイキングを行う


「ハイキングは行動班に別れてハイキングをしてください」

「じゃあ行こうかティアちゃん」

「はい、秋さん、日向さん」


 私たちはハイキングを開始した。普通に進めば1時間で着くらしい。


「はぁはぁ……待ってティアちゃん……」

「はぁはぁティアちゃん……体力あるね……」

「早くしないとみんな待ってますよ」

「ティアちゃんは体力凄いあるね。みんなより早めに行ったらどれくらいで着くんだい?」


 どれくらいか……5秒くらい? 神パワーで踏み台作って跳ぶだけだしなぁ……


「でも俺たちだいぶ遅れてるよな」

「そうだね」


 少し時間の流れを私たち以外遅くしておくか


「じゃあ行こう」

「ティアちゃん私頑張るよ」

「頑張ってね」



 数分後……



「はぁはぁ……ティアちゃん待って……」

「はやいね」


 また二人が疲れたらしく休むことに。


「なあ、さっきからおかしくないか?」

「どうしたの?」

「なんか鳥が飛ぶ速度とか、葉っぱが落ちる速度とかがいつもよりだいぶ遅い気がするんだが……」


 もう気づいたか……でもここで元に戻すと私の正体がバレそうだしな……黙っていよう。


「ホントだ……時計の針とかだいぶ遅く動いてる」

「どういうこと?」


 みんな考えてるね。とりあえず進ませないと


「よくわからないけど、とりあえず進もうよ」

「そうだね、よし行こうよ!(あれ? ティアちゃんの髪って銀色だったっけ?)」


 こうして進み始めた。そして前の班が見える予知が見えたので時間を元に戻す。そして頂上についた。


「着いた!」

「お疲れ様、秋さん、日向さん」

「あれ? 動きが元に戻ってる」

「そういえばそうだな」


 その後バスでホテルに戻った。ホテルは前に雪奈たちと泊まったところだった。

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