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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第10章 ティアの中学生生活
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第133話 ティアとアテナ


 今日はクラスでなにか遊ぶ日になっている。


「なにか案のある人はいますか?」


 アテナが真面目に仕切ってる。でも私にはわかってるよ。その教卓の下で英司と恋人繋ぎしてることは……


「特に案がない場合は先生に決めてもらいますよ」


 結局案が出なかったので先生が決めることになった。


「じゃあ、ティ「先生どうかしました?」……いえ、なんでもないですよ。ドッチボールにしましょう」


 というわけで体操着に着替えに更衣室へ移動。

 先生は今なにを言おうとしてたのかな? ティアちゃんを着せ替えよう? そんな訳ないよね?


~~更衣室~~


「ねぇアテナ」

「なに?」

「(さっき恋人繋ぎしてたでしょ?)」

「!?」


 やっぱり。アテナ恥ずかしがっちゃって可愛いな……


「(よくも私をバカにしてくれたね。ティア!)ティア? 着替えさせてあげるよ! みんなも手伝って!」

「「「任せて!」」」


 え? ちょっ! 待って!

 私は一歩一歩後ろに下がると壁に当たった。


「捕まえた! みんな今のうちだよ!」

「待って! ひゃあっ! んっ!」

「ティアちゃん敏感だね♪ もっと気持ち良くなりたくない?」


 いいえ、結構です。今すぐやめてください。


「ティアちゃん知ってる? 女の子ってここを触ると気持ちいいんだよ?」


 知ってるからやめてください。するとアテナにナニカされて私は座り込んでしまった。


「ティア? 大丈夫?」


 アテナ……今すぐ同じ目にあって貰うよ!


「はあっ!」


 私は周りの時間を止めてアテナを全裸にして触り捲ったあとで服を着せた。そして時間を動かす。


「「「!?」」」


 いきなり倒れたアテナにみんな驚いていた。


「アテナ? どうしたの? あれれ? おかしいぞ?」


 アテナからナニカが出てきたので、即座に時間を戻した。


「(アテナ! あれだけ中は駄目って言ったでしょ!)」

「(仕方ないじゃん! 気持ちよかったんだから! ティアも武瑠とやればわかるよ!)」

「(なんでそこで武瑠が出てくるの!)」

「「「二人とも何を話してるのかな?」」」


 クラスメイト(モブ)たちよ……なんでそんなに手をわきわきとさせているのですかね?


「「ぎゃああああああああああ!!!」」


 その後、私とアテナは動けなくなってドッチボールを眺めていた。

 そして放課後に音色の黒歴史第2弾を見つけた。これは写真を撮って家に持ち帰って先生の枕の下に入れておこう。

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