第130話 制服とロリ音色
私が神の力をもらってから数日が経った。
え? 9章が1話しかないって? 気のせいだよ。だって登場人物設定もあるからね。
「アテナ似合ってるよ」
「ありがとうお母さん」
アテナと私は今、中学校の制服が届いたので試着している。制服はブレザーとリボン(色は赤または水色)それと膝上くらいの水色のチェックスカート。
「ティア、似合って……着せられてるね」
「煩い」
私の身長に合うサイズがないんだから仕方ないじゃん! もはや萌え袖とかそういう次元じゃないんだよ!
「ティア! 遊びに来たぞ! って制服か……だいぶ大きいな!」
「煩い!」
武瑠まで言うか。お前はなんで制服なんだよ。
「どうだ? 似合ってるか?」
「着せられてると思う」
「ティアほどじゃないと思うよ?」
アテナまで……そうですよ! どうせ私は小さいですよ!
「そうやって膨れてるティアも可愛いよ」
「ティナ……」
「「こんにちはお姉ちゃん!」」
「歌音、奏可愛いよ! もうずっとそのままでいて!」
歌音たちは可愛いね。私よりも小さいっていうだけでいいよ。相手の年齢とかどうでもいいよ。
「それは無理だろ……っていうかお前すでに歌音たちとほとんど同じ身長だしな」
私は武瑠に気にしていたことを言われ崩れ落ちた。
「そのうち歌音たちがティアって言いそうだな」
歌音たちがティアって……
~~ティアの妄想中~~
「ティアこれ着てみてよ」
「ティア、こっちも」
「そんな服いらないよ!」
「ほら、着なさいティア。お姉ちゃんたちの言うことは」
「聞きなさい!」
~~現実~~
「歌音たちがお姉ちゃん……」
気づいたら涙が出ていた。
「そんなことないよ。歌音と奏は私の娘なんだから」
お前の娘だから男らしいところが混じってそうなりそうなんだよ!
「「ティア大丈夫?」」
「ーーっ!?」
泣きそうになった私は部屋に籠城した。
「ううっ……歌音、奏……」
「ティア?」
「……お母さん」
「ティア! 大丈夫よ! あなたには相手の体の時間を戻すこともできるわ!」
はっ!? なん……だと……まさかそんな手があったとは!
「私頑張れるよ!」
「(立ち直り早っ!?)」
~~飯田家~~
「音色、いる?」
「どうしたのお母さん?」
「えいっ!」
私は音色の体の時間を15年戻した。
「お母さん? なんか服がぶかぶかだよ? 何したの……ってお母さんが大きくなってる!」
「どうした……音色!?」
先生が驚いていた。それよりも
「音色可愛い! ああ、こんな感じだったんだ……」
めっちゃロリロリしてるよ! もう最高!
「え? え?」
「よし! 写真撮ろう!」
その後写真を撮った。
「凄いね。そんなこともできるんだ……」
「(この写真、姉妹にしか見えないな……)」
音色可愛いな……さすが私の娘! もう少しこのままにしておこう!




