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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第10章 ティアの中学生生活
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第130話 制服とロリ音色


 私が神の力をもらってから数日が経った。

え? 9章が1話しかないって? 気のせいだよ。だって登場人物設定もあるからね。


「アテナ似合ってるよ」

「ありがとうお母さん」


 アテナと私は今、中学校の制服が届いたので試着している。制服はブレザーとリボン(色は赤または水色)それと膝上くらいの水色のチェックスカート。


「ティア、似合って……着せられてるね」

「煩い」


 私の身長に合うサイズがないんだから仕方ないじゃん! もはや萌え袖とかそういう次元じゃないんだよ!


「ティア! 遊びに来たぞ! って制服か……だいぶ大きいな!」

「煩い!」


 武瑠まで言うか。お前はなんで制服なんだよ。


「どうだ? 似合ってるか?」

「着せられてると思う」

「ティアほどじゃないと思うよ?」


 アテナまで……そうですよ! どうせ私は小さいですよ!


「そうやって膨れてるティアも可愛いよ」

「ティナ……」

「「こんにちはお姉ちゃん!」」

「歌音、奏可愛いよ! もうずっとそのままでいて!」


 歌音たちは可愛いね。私よりも小さいっていうだけでいいよ。相手の年齢とかどうでもいいよ。


「それは無理だろ……っていうかお前すでに歌音たちとほとんど同じ身長だしな」


 私は武瑠に気にしていたことを言われ崩れ落ちた。


「そのうち歌音たちがティアって言いそうだな」


 歌音たちがティアって……


~~ティアの妄想中~~


「ティアこれ着てみてよ」

「ティア、こっちも」

「そんな服いらないよ!」

「ほら、着なさいティア。お姉ちゃんたちの言うことは」

「聞きなさい!」


~~現実~~


「歌音たちがお姉ちゃん……」


 気づいたら涙が出ていた。


「そんなことないよ。歌音と奏は私の娘なんだから」


 お前の娘だから男らしいところが混じってそうなりそうなんだよ!


「「ティア大丈夫?」」

「ーーっ!?」


 泣きそうになった私は部屋に籠城した。


「ううっ……歌音、奏……」

「ティア?」

「……お母さん」

「ティア! 大丈夫よ! あなたには相手の体の時間を戻すこともできるわ!」


 はっ!? なん……だと……まさかそんな手があったとは!


「私頑張れるよ!」

「(立ち直り早っ!?)」


~~飯田家~~


「音色、いる?」

「どうしたのお母さん?」

「えいっ!」


 私は音色の体の時間を15年戻した。


「お母さん? なんか服がぶかぶかだよ? 何したの……ってお母さんが大きくなってる!」

「どうした……音色!?」


 先生が驚いていた。それよりも


「音色可愛い! ああ、こんな感じだったんだ……」


 めっちゃロリロリしてるよ! もう最高!


「え? え?」

「よし! 写真撮ろう!」


 その後写真を撮った。


「凄いね。そんなこともできるんだ……」

「(この写真、姉妹にしか見えないな……)」


 音色可愛いな……さすが私の娘! もう少しこのままにしておこう!

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