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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第8章 ティアの小学生生活2
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第125話 クリスマスとサンタさん(笑)


~~喫茶店~~


 あれから1ヶ月ぐらいが経ち今日はクリスマスの日だ。お店はいつも通りお客さんは少なくティナはもう祝われたくないそうだ。もう30近いからね。


「「「メリークリスマス!」」」

「はい、みんなゆっくり食べてね」

「雪奈ありがとう」

「ティアちゃん、これクリスマスプレゼントだよ」

「ありがとう音色お姉ちゃん、これ音色お姉ちゃんの」

「ありがとう♪」


 音色が私にプレゼントしてくれたから私も渡す。といっても音色の分以外は用意していない。


「ティア、クリスマスプレゼントだ」

「ありがとう♪」


 先生からもプレゼントをもらった。その後紅葉と葵、雪奈と詩織さん、ティナと武くんというペアにそれぞれもらった。


「みんなに発表があります!」


 ティナが何か言い出した。どうしたんだろう?


「実は俺たちの娘たちの名前を決めた!」

「この娘の名前は歌音(かのん)(かなで)にしました!」


 歌音ちゃんに奏ちゃんかぁ……そういえば私もこので場所で音色の名前を発表したなぁ……


「ティナ、可愛いと思うよ」

「ティア、ありがとう♪」


 そしてその後いろいろやって解散し、私は寝ようと布団に入った時


「ティア寝てるかな?」


 雪奈が入ってきた。ミニスカサンタの格好で……何やってるんだよ。撮影しとこ……


「いい子だね。じゃあおやすみなさい。ティア。にしてもこの格好凄いな……フォウ!」


 雪奈が部屋から出ていった。

 ヤバい! 腹が……明日紅葉たちに見せよ。フォウ! ってなんだよ……ヤバい腹が死ぬ……



 翌日……


 

 朝起きたら金髪幼女がいた。そしてプレゼントが置いてあった。


「……これは!」


 ドーナツの無料券だと!? それにもうひとつあった。


「……私の髪留めの黄色いバージョン? それにアテナも緑色の羽の形をした髪留めをつけてる」


 新しいやつだね。しかもこの髪留め右側につけるやつになってる。2つとも付けられるね。

 前世はティナと今世はアテナとお揃いか……そういえばティナが髪留め付けてる所見てないな。結婚式の写真では付けていたけどな……武瑠を産んでからはずしたのかな? まあいいや出掛けよう。


~~研究所~~


「紅葉! おはよう!」

「ティアか……おはよう。なんか髪留め増えてない?」

「サンタさん(笑)から貰った」


 私は昨日の動画を紅葉に見せる。


「ブッ!? あっはっはっはっ!!! これは傑作だ! ティア、これ寄越せ!」

「い、いいよ!」


 私は笑いを堪えながらカメラを紅葉に渡す。


「サンキュー! あとで返すから! あっはっはっはっはっ! ヤバい! 笑いが止まらん!」

「あれ? ティア、紅葉どうした?」


 紅葉が爆笑してると武くんがやって来た。


「こ、これ……」

「ん?」


 武くんが動画を見る。


「ブッ!? ミニスカサンタに……フォウ! って……」

「あ、あとでくれ……」

「わかった……」


 それからしばらく3人で笑いを堪えていた。

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