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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第8章 ティアの小学生生活2
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第124話 お仕置きの時間



 あれ? ここは?


『ティル』


 あれ? パパ? なんでいるの?


『お前が今日したことわかるよな』


 ……だいぶヤバかったね。


『その後始末大変だったんだぞ? 悪い子にはお仕置きが必要だよな?』


 …………


『だから俺はお前に呪いをかけた』


 呪い?


『そうだ。明日の夕方まで武瑠くんを見るか触れると発情する呪いをかけた。頑張ってくれ』


 ふざけてるの!? なんで武瑠に発情とかしないといけないんだ!



「……はっ!」


 ここは私の部屋だね。夢か……ん? またアテナ入ってきてるね。まあいいや、朝食作らないと


「おはようママ」

「おはようティア、なんかティアがお仕置きされてる夢見たんだけど」

「なにその夢……」



 1時間後……



「「いってきます!」」

「「いってらっしゃい」」


 玄関を出ると武瑠がいた。


「おはようティア、アテナ」

「おはよう! ……ティア?」

「はぁ……はぁ……」


 体が……熱いよ……武瑠を見ると変な感じだよ……


「ティア! 大丈夫か!」

「んっ……武瑠……武瑠を見ると……体が熱くなって……お腹のあたりが変になるんだけど……」

「(確かお母さんがこういうの発情って言ってた)」

「よくわからんがとりあえず戻るか?」

「大丈……夫……」

「そうか……じゃあ保健室に連れていくぞ」

「(鈍感過ぎじゃないの? ティア苦労しそうだね)」


 まさか発情ってホントなの!? なんかパンツが湿ってきてるんだけど!?


「おはようティア、どうしたの? そんなに赤くしちゃって?」

「優香! ちょっと」

「え? なに?」


 何をこそこそと話してるのかな? アテナが優香に何か話してると保健室についた。まだ先生は来ていないらしい。するとアテナが話終えた。


「ふ~ん。そうなんだ」

「そうなんだよ。だから……」

「えい!」


 優香が私のことを押した。


「きゃっ!」


 そして武瑠に当たった。


「た、たけりゅ!?」

「別になんともねーよ。頼むからその蕩けた顔をやめてくれ。ギリギリなんだよ」

「今のティア、凄くエッチな顔してるよ」

「うん。エッチだね」


 もうダメ……抑えられないよ……


「たける……」

「のわっ! ティア!」


 私は武瑠を押し倒していた。


「武瑠、私おかしいの。朝から武瑠を見るとここら辺がきゅんきゅんするの……」

「…………」

「じゃあ優香たちは」「この辺で」

「おい、待て!」


 二人は保健室から出ていった。


「武瑠……どうしたらいいの?」

「!?」


 それから私は放課後までひたすら武瑠にいろいろされた。保健室の先生は今日は休みだったらしい。


「はぁはぁ……武瑠……ひどいよ……」

「ティア、すまん。」

「私のパンツこんなにしてくれてどうするの?」

「大丈夫だ。スカートは無事だ! ノーパンで帰れる。保健室のパンツは先生がいないから使えないんだ。諦めてくれ」

「そんなぁ……」


 この後武瑠と床を拭いて私は結局ノーパンで帰った。先生には優香たちがうまく言って誤魔化したらしい。そして私はこの日以降1日1回しないと気がすまなくなった。小学1年生でこれはヤバいと思うよ。

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