第114話 新しい家族
~~喫茶店~~
私とアテナは家に帰ってきた。
「ただいま」
「おかえりなさいティア、その娘は?」
「……詩織さんを呼んできて」
「……わかった」
ママは詩織さんを呼んできた。
「ティアちゃん、その娘は?」
「アテナ・アイオライト、相田空架の娘」
「「!?」」
二人とも驚いていた。
「あの後相田さんはイギリスに行ってアテナを産んだんだ。でも死んでしまった。それでアテナは私のことを恨んでたけど、それはもう……」
「過去の話」
アテナが私に続いて言った。
「あの、詩織さん、私をここに住まわせてくれませんか?」
アテナが頭を下げた。
「詩織さん、私からもお願い」
「雪奈はどうなの?」
「ティアがいいならいいんじゃないの?」
「そう。じゃあおいでアテナ、今日から私と空架の娘として、私達3人の家族としてここにいてくれる?」
詩織さんって、女の人が好みだったんだ……
「うん! ありがとうお母さん!」
アテナも受け入れてもらってよかったよ。
「じゃあもう、遅いし夕飯にしましょう」
「うん」
「「いただきます」」
「アテナ、どう?」
「おいしいよ……こんなの初めて」
アテナは涙を流しながら言った。
今まで一体どんな人生を歩んできたのか……夕飯を食べ終えた後、私はアテナと一緒にお風呂に入った。
「ティア、洗ってあげる」
「ありがとうアテナ、その後で私がアテナを洗ってあげるね」
「うん、そうしよう」
私はアテナと洗いあいっこしたあと、アテナと部屋に戻った。アテナの部屋は私の部屋の隣にあるが、雪奈と詩織が荷物置き場にしてたので、今日は使えないので一緒に寝ることになった。
「ティアはその髪留めとペンダント、大事にしてるね」
「これでも今の私があるのはティルのおかげだからね。過去はもう戻ってこないから大切にしてるんだよ」
「そうなんだ……私もママとの記憶大切にする!」
「それがいいよ」
そして私とアテナは一緒に布団に入った。
「ごめんなさいティア」
「もう気にしなくていいよ。それは過去のことだし私も悪かったからね。だから今日のことは気にしないでしっかりと明日から元気に過ごすんだよ。それじゃあおやすみアテナ」
「ありがとう、おやすみティア」
私とアテナは眠りについた。




