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ボクが紡いだ物語  作者: 名月ふゆき
第8章 ティアの小学生生活2
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第110話 2学期開始


 今日から2学期です。宿題は全部終わらせてランドセルにしまいました。今日から平日の昼間はティナが入ることになりましたが、最近ティナの様子がおかしい気がします。


「おはよう、ママ」

「ティアおはよう、もう食べたの? 早いね」

「ちょっとティナの所に行ってくる」

「そう、遅刻しないようにね」

「じゃあいってきます!」

「いってらっしゃい」


 さて、ティナに聞いてみようかな? 夏休み中に武くんが家を買ったらしくティナの家は隣にある。そういえばお隣さんは居なかったね。


 ちなみに先生の家は喫茶店の裏側にある。音色や先生は喫茶店に来るときは壁に設置した扉から喫茶店にやってくる。普通に喫茶店に行こうとすると何故か凄く遠くなってしまうので壁を改造したらしい。

 

「ティナ、いる?」

「ティアどうしたの? こんなに朝早くからもしかして武瑠?」

「違うよ。ねえティナ、私が聞きたいことはわかってるよね?」

「……やっぱりティアには気づかれちゃうか……そうよ、二人目よ」


 やっぱりか……ティナってあの時の私と同じような顔してたし


「おめでとう、ティナ」

「ありがとうティア今度みんなにも言っとくね」

「そう、まあいいや。私はそろそろ学校に行くね」

「いってらっしゃい」

「いってきます」


 私は学校に向かった。


~~教室~~


 教室に着くといつも通り優香が私の机で寝ていた。


「おはよう優香」

「ティア、おはよう。まだ制服なんだね」

「もうこれのほうが便利だから」

「そう、そういえば明日転校生来るらしいよ。じゃあおやすみZZZ……」


 相変わらず寝るの早いね。私も本読むか……




「はい、みんな久しぶり元気にしてた? 今日から2学期が始まりますが宿題はやってきましたか?」

「「「はーい!」」」

「じゃあ前にまわして下さい」


 みんな前にまわしていく。


「今日は始業式で終わりなので校長の長話は頑張って聞いて下さいね。特に優香ちゃん!」

「……なんで優香?」


 当たり前だよ……だって寝るでしょ?

その後始業式が始まったが今日は暑すぎるため冷房がついた教室で始業式をすることになったので私も優香もゆったりした。そしてそのまま解散になった。


~~喫茶店~~


「ただいま」

「おかえりなさいティアちゃん」

「音無さんこんにちは、仕事進んでますか?」

「学園ものを書いてるんですが、アイデアがないんですよ。このままだと……」


 そうか、学園ものか……


「なら、転校生とか出してみたらどうですか?」

「それいいですね。ありがとうございます。これで続きが書けそうです」


 これで朝日さんから救われたね。よかったよかった。ん? 転校生?

次回新キャラ登場!

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