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外伝の主人公は暗黒騎士【四】

外伝には四人の攻略対象とDLCキャラの全五名が存在する。そして、スヴィプダグ・グローアは外伝に置いての攻略対象であった。


「面白い女だ。」「お前といると飽きんな。」「俺はお前を守るッ。」「俺から離れるな。」「愛している........二度は言わん。」


乙女ゲーに置いて、定番中の定番言葉を連打する事からメインの攻略対象として描かれている。余談ではあるが、人気声優が声を当てていることから人気は凄まじく高い。


「僕は美しいものが好きなんだ。」「ヴェストフォルの誇りに掛けて、生涯、君を守ると誓おう。」「愛している。」「君を離したりはしない。」「一緒に行こう、どこまでも。」


ハーラル・ヴェストフォルもまた外伝ものの攻略対象である。長髪のイケメンキャラ枠に当てはまる。大国ヴェストフォルの王子であり、次期国王。残念ながら他の攻略対象と比べると人気は劣る。


「私の邪魔をするな。」「この命はフロールフ殿下の為に在る」「何故、私を助けた........」「私に.......触れるな。」「これ以上、私に踏み込むな」「私は.....俺は.......」「好きにしろ。」「側に.......いて欲しい。」


ボスヴァル・ビャルキは外伝の攻略対象に置いて最も人気が高いキャラクターである。鉄仮面が徐々に外れていき、最後にはヒロインにデレるというポイントの高いムーブをしてくる。だが、攻略はかなり難しく、選択を謝ると殺されてしまうエンドもある。


「お前が助けてくれたんだろーが。」「俺がついてる。」「俺が全て終わらせる。」「大人しく待ってろって言ったろ?」「お前さんがいりゃあ、俺はなンも要らねぇよ。」「邪魔な奴は俺が消してやる。」「愛なんて言葉じゃあ収まンねぇくらいお前さんが好きだ。」


最後の攻略対象は七英雄が一人、魔帝である。遺跡にて封じられていた魔帝をアスラウグが救う事でルートが確定する。魔帝ルート最後のシーンでは黒フードとマスクをとり、素顔が露になる。そしてアスラウグに真名を名乗るのだ。このシーンは外伝ストーリーでもっとも人気が高く、心を射止められたユーザーは多い。余談ではあるが、灰髪のイケメンが出てきたことは言うまでもない。



「ラグナロクの再来..........この力を示す時が来たのですわね。」



原作よりも濃密な学園恋愛劇の後に、ラグナロクの再来が訪れる。ブリュンヒルデ側のストーリーでは冥界の女王→銀狼フェンリルとの死闘が描かれるが、外伝ストーリーの宿敵は【世界蛇ヨルムンガンド】と【四聖蛇公】である。


「貴殿の剣筋は美しいな。称賛に値する。どうだ、我が愛玩物にならないか?」


四聖蛇公が一人【コールガ】。着ぐるみの被り物に靴下しかはかない変態である。武装は身の丈を越える巨大な大剣で、特殊な技能や能力はなく、純粋な力と再生力による戦闘を用いる。


「笑止。貴様のような変態に屈するボスヴァル•ビャルキではない。我が魔剣の錆びにしてくれる。」


相対するはボスヴァル・ビャルキ。ジークフリートがいる世界線ではコールガと相討ちし、死亡したが、アスラウグがボスヴァルルートを選択した場合のみ生存する。そして共にヨルムンガンドを打ち倒すのだ。


「一番強い奴、出てこいよ。俺が殺してやるからよぉ?」


四聖蛇公が一人【ヒミングレーヴァ】。漢剣の達人。外伝に置けるグローアの宿敵。最初に遭遇した世界蛇の尖兵。グローアはアスラウグを救う為にヒミングレーヴァの斬撃を浴び、致命傷を負う。だが、力を振り絞り、アスラウグを抱えながら、ヒミングレーヴァの元から逃げ切る事に成功する。


「こんな場所でくたばってたまるか.........俺は、あいつとッ!!!」


ロズブローグ領まで逃れたグローアは気を失い、翌日、領地の人間の手により命を救われる。そして暫くの療養の内に再びヒミングレーヴァによる襲撃を受ける事になる。


「........あの人外、もう此処までッ」

「安心しろ。俺が彼奴を仕留める。」


剣を握りしめ、家から飛び出るグローア。


「グローアさんッ、ダメです!!その怪我で戦えば貴方はッ!!」


アスラウグの言葉を無視し、グローアは走り去ってしまう。アスラウグは苦渋の表情を浮かべながら、グローアの後を追った。


「ははははッ!!そうだ、これだよ!!!俺が求めていた戦士同士の戦いって奴はッ!!!!簡単に死んでくれるなよ、人間ッ!!!!!」


ヒミングレーヴァとグローアによる壮絶な戦いがロズブローグ領の麦畑で繰り広げられる。


「__________貫けぇええええええええ!!!!」


そして、地形をも破壊する激しい戦いの末にグローアは勝利した。


「おほっおほっ.......帰らなくては.......あいつが........」


全身は血塗れでボロボロであった。足を引き摺り、視界がままならない。


「...........待ってる.........」


そんな状態のグローアを駆け付けたアスラウグは優しく抱き止める。


「わたくしがこの戦いに必ず終止符をうちます。ですから今はお休みなって下さいまし。」


その言葉を聞いたグローアは安心とした様子で目を閉じた。アスラウグはグローアを診療所に運んだ後、世界蛇の影響で伸びた海岸へと馬を走らせる。そして沈んでしまった都の成れの果てを見る。


「ロズブローグ領の半分は海底に沈んでしまいました。この体たらくではジークリト様に怒られてしまいますわね.............」


アスラウグは決心した様子で前を向く。


「............何をしていますの、アスラウグ・ロズブローグ。貴方は守られる為に鍛練を積んで聞きたのですか?違う。貴方は誰よりも優れた戦乙女となるためにヴァルハラ学園に通っていたのでしょう。ならば立ちなさい。戦いなさい。敗北はもう許されませんことよ。」

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