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俺っ娘の需要性は高いっ!

決闘を終え、宿舎へと戻ってきたジークフリートは紅茶を嗜みながらレギンと雑談をする。


「え!?あれってお前だったのか.......」

(良かったぁ......クリームヒルト様がスルーしてくれて)


レギンはジークフリートから事の顛末を聞かされていた。


「あぁ~本当にレギンとの一時だけが俺にとっての唯一の安らぎだよ。」

「お前はまたそうやって...........その気になっちまうだろうが」ゴニョゴニョ


レギンは赤くなった顔を誤魔化すようにコーヒを一気に飲み干す。


「あぁおほん............ジークフリートは聖女のことが好きなのか?」

「は?」


この可愛らしい俺っ娘は何を言ってるんだ?


「聖女を掛けての決闘だったんだろ?」

「さっきも説明したが、その聖女様に無理矢理戦わされたんだよ。」

「ふ、ふーん。」


そもそもこの学園に連れて来られた理由があの「主人公/聖女/ゴリラ女」のせいなのだ。嫌悪はしよう、しかし好意的な感情はあまり持てない。美少女とは言え、だ。


「「a」組の調子はどうなんだ?女貴族様とは上手くやれてるのか?」

「クリーげほんげほん、女貴族様との関係は良好だな。むしろ雇って良かったってべた褒めだぜ!それにこの前なんて俺が「a」組の三番目をとったんだ!俺もまだまだ捨てたもんじゃねぇーよな!」がはは


嬉しそうに三本指を突きだし、「俺が三番目だ!」とキラキラとした目で語るレギン。


「成績って前の学術試験のことか?」

「ちげぇーよ!クラス内での個人戦闘能力だって。a組は毎週、模擬戦形式でランキング決めしてんだ。」


形式での模擬戦。序列が出来上がるって訳だ。この学園での地位は学術面よりも戦闘面を重要視される。故にランキング戦で上位に名を連ねれば一目置かれると言う訳だ。


「凄いなそりゃ。一位と二位は誰だったんだ?」

「一位はク.........俺の雇い主。そんでもって二位は聖女のブリュンヒルデだ。かわいい顔してやってることは狂戦士のそれだな。」


一位が女貴族様。二位がブリュンヒルデ。そして、三位がレギン。トップは全員女性で固まっているらしい。


「ん、それじゃあスノッリとディートリヒは何番手だったんだ?」

「ベルンの野郎は確か五位の成績だったぞ。ストゥルルソンは確か七位だな。」


スノッリ君は戦闘面ではあまり強くないのか。まぁ職業適性が「宰相」だし納得の行く結果ではあるが。


「ってもストゥルルソンの奴は頭がいいから総合成績だと二位なんだよな。司令塔としての明確な指示、博識かつ教えるのも上手いと来た。戦闘面でも特別強いって訳じゃねぇーが弱いって訳でもねぇ。授業で奴と組むチームは必ず一番になる。」


頭脳派のスノッリくんらしい。ブリュンヒルデのせいで目の敵にされてはいるけれど好感は持てる性能だよね。


「「a」組は何人いたんだっけ?」

「12人だ。知ってるかジークフリート。この人数なのは主要十二神になぞられてのことらしいぞ!」


自信満々にこの前授業で習ったんだと笑うレギン。


「ちなみにレギンの総合成績は何位なんだ?」

「ジークフリート............世の中には知らない方が良いってこともあるんだぜ?」


...........さいですか。

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