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ジークフリート一派........?

男が好きなんですか?という質問を受け、俺はその場へと立ち尽くす。


「____________女の子が普通に好きだけど。」


恋愛には自由がある。男が好きな男もいれば、女が好きな女もいるのだ。そして俺はノーマルであると断言したい。


(親友である鴉羽の奴が時折、自分のことを思い詰めた顔で見ることもあったが......俺は何も見なかった。俺達は我等友情永久不滅なんだ。そうであって欲しい。)


ディートリヒは怪しい顔でこちらを見てくるが槍で頭を殴ってやった。


「お前こそ、ホモなんじゃないのか?女好きって設定はどうした?俺ばかりに構っていてもしょうがないだろう。」

「何を言ってるんですか.....僕はジークフリート一派の一人ですよ。私事は全てが終わってからでも出来ます。今は平和な世の中を作る為に「スローライフ計画」を完遂させなければならいのです。」


ジークフリート一派.......何を言っているんだ?


「な、なぁ.....そのジークフリート一派って言うのはなんだ?」

「あはは、面白い冗談ですね、師匠。スローライフ計画を遂行するための組織じゃないですか。あ、報告をするのを忘れていましたが生徒会の暴動以降に勧誘を掛けまして、アスラウグとエイル•ワルキューレ、そして風紀委員長のカーラも組織に加わりましたよ。」


スローライフ計画を遂行する為の組織?一体何を言っているんだ、こいつは......。そもそもスローライフ計画の目的は田舎で嫁さん捕まえて、慎ましくスローライフを送ること。


(スローライフ計画の真の目的はロキにも伝えていない。ただ、平和な世界(田舎)で穏やかに過ごして生涯を終えたいとだけ伝えた。)


その延長線でラグナロクの再来を消し去ることも達成条件の一つだと言っただけなんだ。秘密裏に行う手筈がなぜ、組織などと言う不穏な言葉が出てくるのか。


「な、なぁ......お前の考えるスローライフ計画ってなんだ?」


ディートリヒは顎に手を当て、考える。


(師匠は僕を試しているんだ。この計画の全貌を知っているとは言え、迂闊なことを言えば除籍されかねない。)


ディートリヒは息を吐き出し、冷静に答える。


「世界蛇を使い、大陸を半壊させる。そしてほぼ全ての英雄や英傑が滅んだ後に僕たちジークフリート一派が世界蛇を倒し、師匠の名の元、国を立ち上げるんです。」


(く、国を立ち上げる!!?こいつは何を言っているんだ....)


絶句する。そんなことをすればスローライフ計画から程遠くなる。


「誰もが平和で平穏な暮らしが出来る。その為の土台が必要なのです。それこそがスローライフ計画。」


違う!!!なに国作りって!?なんで建国なんてしなきゃなんねぇーんだよ!!世界の平和とかどうでもいいよ。自分だけの平穏な生活を手にしたいんだよ!国なんて統治したい奴にさせとけよ!!


「世界を統一させましょう。貴族制度などは撤廃し、師匠が法を敷くのです。そして僕達ジークフリート一派が十の将となり世界を支えましょう!」


国民の主義を尊重した民主主義を作りましょうよ!デモクラシー最高ー!独裁政治反対ー!!


(お、俺の自由が壊れる........ヤバい、こいつらヤバい)


世界蛇で大陸の大半をぶっ壊した後の復興への尽力、そして他国との残存勢力との戦争。考えるだけで過労死しそうだ。それに、世界蛇を倒した後には大狼が残っている。


「ちなみにだけど、十の将とは誰を指して言っているんだ......?」


十人もの賛同者がいる。当初は俺とロキ、グローアだけだった筈だけど。いつの間にかロキがこいつを引き入れていたんだ。それからは足し算が如く人数が増えて行く。


「十鬼将、十神、十解、十戒、十字軍、十刀、十勇士、どれにしましょう。どれもかっこいいですよねぇ。師匠はどう思います?」

「どうでもいいわ!!早く誰が組織に所属しているのかを説明してくれ!」

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