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師匠ってホモなの?

とまぁ取っ組み合いまでは行かないが前話のような修羅場が多発している。ロキがいない現状ではコントロールが出来ない。寧ろ介入しようものならさらに被害が拡大する。早急に解決策であるロキを呼び戻さなければならなかった。


「__________________って事なんだけど、ロキを今すぐに呼び戻してくれない?」


ディートリヒの修行相手をしながら愚痴を漏らす情けない師匠ことジークフリート。そしてロキを学園に連れ戻して来てくれないかと懇願する。


「.........スローライフ計画はどうするんですか?」

「スローライフ計画の前に俺がくたばっちまうんですが。」


スローライフ計画どころではないとジークフリートは言う。災難な目にあっていることは確かなのだ。


「でも綺麗どころばかりじゃないですか。何に不満があるんです?」


なんて恐ろしいことを言うんだ、この剣帝はと心の中で震える。


「何もかもに不安があるんだよ。スローライフ計画の本髄を忘れたのか、ディートリヒ。平和な日常を送る為の計画なんだ。俺はハーレムなんて混沌に翻弄されている場合じゃないんだ。」


ラグナロクの再来を打倒する事こそが現在の目標だ。


「でもロキは水中神殿の封印解除で今忙しいんですよ?」

「構わない。世界蛇との決戦は一年生から二年生に上がる休暇期間だ。それまでにはまだ幾分かの時間はある。もう一度言うが、俺は彼奴の手が今必要なんだ。このまま行くと、俺はその休暇期間に入る前に過労死する。」

「またまたご冗談を。本当は嬉しいのに我慢してるだけでしょう?あれだけの美人に囲まれて嬉しくない男なんていませんよ。」


ぶん殴ってやろうかなと拳を強く握り締め、震わせるジークフリート。


「そこいらの町娘じゃないんだ。彼奴ら一人一人が実力を持つ戦士!一つでも選択を謝れば何をしでかすかわからないモンスター達なんだよ!」

「モンスターって.......はぁ、ジークフリート師匠がそう言うと思ってグローアがロキを迎えに行ってますよ。」


ジークフリートはぱぁと表情を明るくする。その表情を見たディートリヒは苦笑をする。


(確かにジークフリート師匠に好意を向けている女の子達は一癖も二癖もある問題児ばかりだ。けれど全員可愛いじゃないか!手綱を上手くきれさえすれば綺麗なハーレムを築く事だって出来るに........なんでこの人はそれをしないのだろ?もしかしてだけど.......)


嬉しそうに自分の手を握るジークフリートへと細目を向ける。


「____________師匠ってもしかして男が好きなんですか?」

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