ハーレム主人公の苦労
「____________ジークフリート様、マッサージなど如何でしょうか?」
「あぁ、いや、大丈夫かな。」
「いえ、肩がこっていそうなのでマッサージを致しますね。」
「あ、はい。」
一年生の教室。それも最下位のクラスである「c」組。副生徒会長であるエイルは座席の後ろに立ち、マッサージをする。
「なぁなぁジークフリートぉ。喉乾いたよなぁ?」
「乾いてないかなぁ。」
「乾いたよな?」ギロ
「あ、乾きました。」
右隣に座っていた生徒をどかし、甲斐甲斐しくジュースを飲ませようとしてくる風紀委員長ことカーラ。
「ジークフリート、お腹空いてない?」
「空いてない、かな。」
「お腹空いてる、よね?」ギロ
「あ、空きました。」
左隣にはアムレートくんを椅子とし座る生徒会書記のミストがいた。
「あ、あのぉ.....ミストさぁん、退いてくれると嬉し「あぁ?」いえ、何でもないですぅ..........」
手作りのビスケットを無理矢理と口の中に捩じ込んで来るミスト。
「________________貴殿方、いい加減にしてくださいまし!」
教室の扉がバンっと開き、アスラウグが足音を響かせて自分達の前まで歩いてくる。
「何用でしょうか、アスラウグ二年生」
三人は直ぐに立ち上がり、アスラウグへと対面する。
「失せろって言いに来たんだけど、文句ある?」
ブリュンヒルデが後部にある扉から入室してくる。
「そこの伯爵令嬢の言う通り、ジークフリートが嫌がっている。視界から消えろ、欲物。」
ブリュンヒルデに追従するように教室へと足を踏み入れるクリームヒルト。
「あんた、止めに行ってきなさいよ。英雄願望があるんでしょ?」
「破滅願望の間違えだろ。勇気と無謀を履き違えないでくれると嬉しいぜ。」
生徒会三人組vs自称ジークフリートの恋人/許嫁三人衆が火花を散らしながら睨みあっている。そんな姿を傍観するモルドとスケッゴルド。
「あ、あのぉ.......喧嘩は止めましょう?」
(ひぃいいいいロキ助けてぇ!!!!!!)




