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サボりたい

「私の元に入り浸ってくれて嬉しいですよぉ、ジークフリートさぁん♪」


ジークフリートは学園長室にいた。ソファーに座り、冥界の女王が隣に引っ付いている状況だ。


「ジークフリートくん、今は授業中なのですよ?」


教犬ガルムがジークフリートへと注意する。


「ガルム先生だって授業しに教室にいってないじゃないですか。」

「分身体を最大で二体出すことが出来るので、授業や他の業務はそちらに任せているだけです。」

「じゃあ俺も分身体が授業を受けていると言うことで。」

「じゃあではないのですよ、ジークフリートくん。貴方は生徒の身、しっかりと「うるさいですねぇ、どっかに言っててください!」え、ちょ、ま、ヘル様ぁあああああああ!!?」


ガルム先生が異界に引き摺られる様に消えてしまった。


「.........俺、時々思うんだよね。冥界でヘルと過ごした方が平和なんじゃないのかって。」

「え?平和ですよ。てっきり今のハーレムラブコメが好きだからわざと泳がせているものだと思いましたが、違うのですか?」


全然違います。こんな混沌とした学園生活を送りたい訳ではない。そもそも学園に通う予定ではなかったのだから。


(ロキもロキで騒動後は後一押しで世界蛇の封印解けそうだからってまた自分を置いていったし........クラス内での立場も少し悪いんだよ。特にアムレートくんにめっちゃ怖がられるようになってしまった。)


首を跳ねた自分が悪いのだが.......


「別に私はいちゃいちゃとしてもいいのですがぁ、死後の人生も変わらずに貰いますよ。」

「あぁ、好きにしてくれ。ずっと一緒にいようねってやつだな。」

「あは♪もぅジークフリートさぁんは本当に愛おしいですねぇ♪」


膝枕をして貰っているのだが、めちゃくちゃ愛玩動物のように頭を撫でられる。


「もう登校時間から下校時間まで毎日ここで過ごしていい?」

「えぇ、構いませ「ダメに決まっているでよぉーがぁ!!」」


ガルム先生が空間を裂いて、戻って来た。


「登校日数が足りなくて、留年させますよ?」

「あ、それいいですね♪おじいじゃんになっても私と一緒にいてくださるって事ですよねぇ♪この学園で♪それに死後も一緒に入てくれるって............最高やん♪」


いやいやいや、おじいじゃんになるまでこんなクソ学園にいたくないわ。それなら混沌とした学園生活を送って、卒業してやりますよ。


「....................授業に戻ろうかな、うん。」

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