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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
まず、自領に田園を作る事にし、果物の苗木も用意し、土地も貸す事にした、この国は米を作るには良い気候なので、ノウハウさえあれば作れる、果物は俺がやればすぐに出来るが、なんでも手を貸すのは違うと思い、助言だけし、自分で考えてくれと言い、失敗しても気にせず作れ、苗木はいくらでも用意してやると言ってある。
そして頼んだ布団やらが屋敷に来た。
「そしたらそれはこちらに運んでくれ、まだ使用人とか決まってなくてな、とりあえず置いておいてくれ」
「わかりました」
「それにしてもこれだけ大量の布団やらよく用意できたな」
「はい、全ての支店に連絡し、用意しました、幸いな事に馬もご所望だったので一緒に運べたのも早く持ってこれた要因の1つですね、しかし馬番が居ませんが大丈夫でしょうか?」
「ああ、それは問題ない、もう少ししたら使用人も決まるし、それまでは俺が面倒見るのでな」
「レイ侯爵様ご本人がですか?」
「ああ」
「・・・左様ですか、わかりました、それと稲藁は3日置きで大丈夫でしょうか?」
「まぁ大丈夫だろう、足りなければ連絡する」
「はい、かしこまりました、それでは後の商品は屋敷に運んでおきます」
「頼む」
屋敷はどんな作りにするか悩んだが、この国に合うように西洋の宮殿的な作りにした、しかし中は最新技術盛り沢山って感じに作ってある、まず、屋敷の裏側の御用口を入ると大きな倉庫、冷凍、冷蔵、そして時間停止も付いている、時間停止に関しては彼らには言ってない、しかし中身が腐る事も無い、だから冷蔵、冷凍にする必要はないんだが、それを彼らに不思議がられないように作った、冷凍、冷蔵の技術は実際にこの世界にもあり、魔石に氷の魔法を使い、冷蔵庫的な物はある、しかし値段も高く、普通の家庭には無く、高級レストランとか高位貴族ぐらいしか持ってない、それをこの広さ、野球場ぐらいある大きさの冷蔵室、冷凍室、初めて見た商人は口を開け暫く固まってた。
(それにしてもこんなの何に使うの?貴方には必要無いでしょ?)
「(俺にはな、しかしここには騎士や使用人も入ってくる、それなりに良い物食べさせたりした方が士気は上がるだろ?)」
(確かにね)
「それとこの広い屋敷、全て動く歩道とエスカレーターだ、端から端まで歩くの俺でも嫌だからな」
(こんなの付いてる屋敷無いわよ)
「(自重はしない)」
1階にはダンスホールやパーティールーム、この辺の作りは他の貴族とかと一緒だな。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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