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この世の不条理を全て踏み潰し進んで行く姿を見てください。
そして冒険者ギルドを後にする。
(かなり効いてたわね)
「(冒険者の中に多少害意があったからな、あれくらい言えば流石に手を出して来ないだろう)」
(そう言う意図があったのね)
「(人間は下手に出ると付け上がる者もいるからな、もちろん勘ぐって距離を置いたりする者もいるが、流石にここまで言って復讐とか考える奴がいるならば、先の事も考えてなく、どうなっても良いと思っているんだろう、そしたらあいつのように住民から拷問を受けてもらうようにするけどな、住民もそんな奴を哀れんだりしないだろう?)」
(どうかしらね?)
「(まぁこれで暫くは静かになるだろう、よし、屋敷はギルドとか関係ないから作って、家具とか買い出しに行くか)」
(自分で作らないの?)
「(自分で作れる部分もあるが、買わないと経済回らないだろう、大工の仕事もあるように、馬小屋とか俺が住むとは関係ない場所は大工とかに任せるし、庭師も必要無いけど雇う、俺がしたらこの領地全て草木とか手入れできるけど、そしたら庭師はこの領地から出ていく事になる)」
(確かにそうね)
「(商業ギルドも紹介すると紹介料とか入ってくるんだろう?全て俺がやるならここに人はいらないからな)」
そしてまずは商店、ここには王都で御用商人になった商会がある、あの時立ち寄った商会が結局御用商人となった、リーン商会、知らずに契約したが、この国の大きな街には全て出店してるようで、近隣の国にも出店してるとの事で契約となった、俺は必要無いのだが、セバス達も情報は必要とし、他国にも出ている商会は有益らしい。
(貴方は情報を仕入れようと思えば私達に聞くなり、自分で調べるなりで分かるけど、セバス達は商会とかと聞かないと分からないからね)
「(それはそれとして何を調べるんだろうな?)」
(さぁ?私達も分からないわよ、セバスの心とか読んだら?)
「(いや、なるべく身内の心とかは読みたくないんだよな、なんか疑心暗鬼になりそうでな)」
(ふーん私達には分からない感覚ね)
「(まぁ素直に今度聞いてみるよ)」
そして商会に着いたので中に入る。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ、本日はどのようなご要件で?」
「領主邸の家具とか入物を探しに来ました」
「それはレイ侯爵様の屋敷でしょうか?」
「そうです」
「いつもご贔屓にして頂きありがとうございます、ご本人様でしょうか?」
「そうです」
店主はすぐに頭を下げ、説明する。
「これは申し訳ありません、こちらから伺うべきなのに、もう屋敷ができたと言う事でしょうか?それと敬語は不要です、年齢関係なく貴族様から敬語で話されるなんてありませんから」
「あーそれはすまな、すまん、それと御用聞きは構わない、1日で屋敷作ったからな、そこは気にするな」
更地だった場所にいきなり屋敷が出来るとは思ってないだろうから、この対応は仕方がない。
なるべく日を空けずに投稿出来たら良いなと思ってます。
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